箱根芦ノ湖の箱根遊船SORAKAZEは空と湖上の風を満喫できます
皆様、残暑に負けずに元気でお過ごしでしょうか。
8月は台風と共に去り、台風でのキャンセルによりお客様とお会い出来なくて、残念でございました。
今時の天気予報など雨雲の流れも読めるので、いつ頃小降りなるとか、すごい降りになるとか、情報をキャッチして行動できるので、便利です。
しかしながら、箱根の夏の風物詩であります、大文字焼き祭りの8月16日も見事に台風接近により、祭りは18日に順延となりました。
観光協会も苦渋の選択だったでしょう。
たくさんの観光客の安全を第一に考えるのなら、然るべき決断でしょう。
箱根は、大文字の送り火の後は、涼風が立ち近くに秋を感じます。
9月に入り、昨日今日としっかり晴れて気温も上がりましたが、羽布団をかけて眠れるほどの気温です。
温泉が心地よく、温まる季節にやっとなりました。
箱根をゆっくり観光するのには、落ち着いた良い季節の到来です。
そんな晴れの日、念願だった芦ノ湖の遊覧船SORAKAZEに乗ってみることにしました。
箱根 芦ノ湖に浮かぶ緑の公園、をコンセプトとして生まれたSORAKAZE
それは乗船してすぐに公園かもとわかること。
SORAKAZEの前面におめでたい水引風のデザインが施されています。
芦ノ湖から見える富士山や箱根神社や平和の鳥居などと調和する和のイメージで自然と風景に溶け込むデザインなのだそうです。
乗船して1階には、お土産物や飲み物などを販売していますから、40分ほどの船の旅も飲食可能です。
靴を脱いで、畳のスペースや椅子もさまざまな種類があるので、好きなゆったりスペースでくつろぐことができます。
乗客が団体様が多いと、椅子を色々選べないかもしれませんが、混んでいない限り、どこに座っても寝転んでもモラルの範囲で自由です。
2階KAZEデッキには、芦ノ湖に浮かぶ公園を印象付けるブランコと芝生が青々と育っていました。
ブランコは下の部分が繋がれているので、少しだけ揺れるくらいですがブランコから、陽に照らされた湖を眺めるのはとても気持ち良いです。
KAZEデッキにはケンケンパ的なタイルがあり、童心に返ってはしゃぎたくなります。
1階の窓側の椅子から、窓越しに湖面と同じ高さに走っているのを実感できます。
最上階にはアンテナのようなものがあり、富士山をイメージする赤いラインがありました。
芦ノ湖には、他社のポピュラーな海賊船も就航しています。
私は、元箱根港から元箱根港に戻る周遊コース(大人1800円)に乗りました。
無料の駐車場を利用して、車があるので元箱根港に戻るためですが、定期航路を使って、「関所」までとか「箱根園」までとかできるようです。
靴を脱いで畳でのんびり40分寝入ってしまってはもったいないので、いろんなタイプの椅子に座り、前から後ろから上から湖上の風景を楽しみました。
箱根芦ノ湖を楽しむには、晴れの日が最上ですが、キラキラ湖面を観れなくても、湖を渡る風は気持ち良いですし、晴れても富士山は姿を表さない事もありますから、皆様が箱根を訪れた日が最高の日となりますように。
皆様、箱根芦ノ湖のSORAKAZEに乗って見てください。
そして疲れたら、白い濁り湯のお風呂に入ってみてください。