ちきゅうの谷は大涌谷の新名所

7月になりました。

梅雨の季節なのに天気予報では夏日が続いて暑すぎます。

南の方では地震で不安な毎日を早く終わらせたいと願っている住民の方々には、お察し申し上げます。

箱根も暑い日が続いていますが、雷雲が接近して急な豪雨に困らされたりしています。

大涌谷へ行くにはロープウェイなんですが、雷雲や蒸気ガスの濃度などの影響で、ロープウェイが運休になったりします。

気象状況にご留意ください。

大涌谷へは、バスでも行けますしマイカーでも駐車場がありますから、

9時から17時までと決められています。

水蒸気

箱根火山は40万年前から大規模な噴火を繰り返し、13万年前ぐらいカルデラと外輪山ができ、中央火口丘ができ、三千年前に大涌谷と芦ノ湖、冠ヶ岳が誕生したそうです。

箱根火山の誕生や温泉造成塔の仕組みなど、箱根ジオミュージアムが入場料100円で見学できます。

新しいちきゅうの谷への通り道にありますので、大涌谷の温泉が火山性蒸気の熱と温泉成分を利用して仙石原の水と混ぜ合わせることで温泉を生み出しているのです。

硫黄の臭いの温泉なのです。

ちきゅうの谷とは、崖に突き出したゆか部分がガラスでできた、谷を下に見るデッキみたいなものです。

ロープウェイが谷の真上を行き交うのを間近に見ることができます。

言われてみれば、ちきゅうの谷と言わしめる光景です。

何十万年もかかって、噴火を繰り返し山や谷や湖が生まれ、この谷も百年先には違う地形になっているかもしれません。

箱根に来たら、まずは大涌谷で自然の凄さを五感すべてを使って感じて帰ってください。

よい思い出になると思います。