箱根の秋と言えばすすき野原の今はどんな感じ
暑い暑いと言ってばかりの夏がやっと過ぎていきます。
すんなり秋に移り過ぎれば良いのに、秋雨前線を刺激して、大雨を降らせたり、せっかくの連休でも箱根観光には残念な天候です。
9月に入り、12月の宿泊予約を開始していますと、すすきの原の状況についてのお問い合わせもありまして早速見に行ってきました。
まだ緑の葉が頑張っていて、すすきの穂がそろそろいい感じの黄金の波のように見えてきました。
グリーンとゴールドの絨毯のようです。
こんなに見事なすすきのはらを維持してゆくのは、3月の野焼きをしっかり行うことで素晴らしい秋の風景を見ることが出来るわけです。
3月中旬に野焼きして灌木なども焼き尽くし平らなすすきの原を作り上げるのです。
箱根は世界からお客様が観光に訪れますから、四季折々の箱根の良さを知っていただくためにも、箱根の紅葉と共にこのすすきの原を見せていきたいです。
箱根仙石原のすすきの原は国道138号線の仙石原交差点から桃源台方面へ続き道の途中に広がり、道の反対側には、湿原植物群落が広がります。
湿原植物群落のあたりは、大昔は湖に堆積して湿原となったという話です。
貴重な湿生植物が自生していて、保護するために柵を設けて立ち入りできないようになっていますので、隣接する箱根湿生花園にて色々な植物を見て回れるのでおすすめです。
すすきの原を見たら、近くには日帰り温泉があります。
すすきの原の手前には「一の湯仙石原」があります。
近くには、「みたけ旅館」や「マウントビュウ」など、どこも白い濁り湯の温泉ですから、温まりますよ。
箱根は秋かぜが気持ちよく、秋に移行しつつあります。
多分短い秋でしょうから、晴れた日に秋の箱根に遊びにきてください。