横浜の日帰り温泉は駅近で都会を見下ろす天空のお風呂です
季節が秋に近づくと食べたくなるのが肉まんです。
近所のコンビニで、気軽に手に入れられる肉まんも美味しいですが、私にはこだわりの肉まんがあるのです。
わざわざ肉まんの為に横浜まで行かなくても通販で買えるのですが、送料や手数料が加算されることを考えると、横浜なんてすぐに行ける距離だ、と思い立つのです。
私の一押しの肉まんは、横浜中華街の華正楼の肉まんです。
横浜に親戚があり、小さい頃からその親戚のお土産は、華正楼のあんまん、肉まんでした。
食の好みは、慣れが1番の影響だと思うので、その肉まんが世間が決める肉まん界のグランプリという訳ではないですが、他の店の肉まんをいろいろ試した結果、私の好みの肉まんなのです。
肉まんの購入のために横浜に行くだけではなく、横浜の銭湯やらスパを体験入浴してみようと思いました。
箱根金時荘にも横浜からのお客様の割合も多く、電車でも自家用車でも、横浜と箱根はそんなに遠くないという印象です。
まあ、同じ神奈川県ですから。
横浜までは、JR東海道線に乗るのですが、ちょうど湘南新宿ラインで幾つかの駅を停車しない時短の電車に乗ることができました。
時刻表を調べないで乗車する割には、とてもラッキーでした。
そのおかげで1時間かからずに50分くらいで横浜に到着いたしました。
横浜は、平日昼間でも人人人でいっぱいです。
中央改札を出て、右側に歩いて行くと東口のそごうデパートがあります。
通路ををずんずん歩いて行くと、そごうデパートの入り口へ人々が次々と飲み込まれていくような人の流れです。
私は、そこへは入らずに、隣のスカイビルへ入っていきます。
目指すスカイスパは、スカイビルの14階にあるからです。
駅の改札を出て、駅構内の通路を5分も歩かないでスパに到着しました。
とっても便利、雨が降っても傘も必要ないです。
スカイスパは25年営業している、スパの老舗ですから、古い施設なのかなと想像してきましたが、綺麗になっています。
フロントで後精算する、平日1時間1450円、ロッカーのリストバンドをもらってロッカーを探すと、幅が狭い細長いロッカーで、そんなに広くないので、このタイプでないと多人数に対応できないからでしょう。
バスタオルとフェイスタオルが付いています。
さて、都会のスパとはどんな感じなのか入ってみましょう。
第一印象はこじんまりした狭い感じです。
身体洗い場のカランは10カ所あり、洗顔料やシャンプー、コンディショナー、ボディソープが設置してあります。
浴槽は、ジャグジーが気持ち良くて、立って入れるように深いのは、浴室自体があまり広くないので、郊外の日帰り温泉のように浅くて広い浴槽ではなく、立ち入浴ができるように深いのだと思いました。
スペースを有効に使うように、ゆっくり休む椅子の数が多かったように思います。
サウナもあり、ビルの間を縫うように眼下に高速が走っていて、汗を流しながらスピード感あふれる車を見ているのが爽快感がありました。
浴室の広さに比べ、サウナ室は収容人員が多めで、サウナへのお客様の需要が多いのがわかります。
サウナ室は掃除の時間も設けているので、敷きタオルを替えて綺麗になったところを目掛けて入りました。
1時間コースで入館しましたが、混雑になれないせいか、じっくり温まることもなく、都会のスパの様子がわかったところで、出ることにしました。
泉質は炭酸泉と書いてありました。成分表を確認できなかったのですが、ジャグジーのおかげで、温まりました。
都会のスパは便利が一番なのだと思いました。
次に横浜スパのはしごをします。
横浜駅から地下鉄に乗って新横浜に向かい、約15分で新横浜に到着しました。
横浜の日帰り温泉を事前に調べて、新横浜に温泉があるそうで、その名もスパ新横浜天然温泉です。
新横浜フジビューホテルに温泉があるのです。
新横浜に降りて、出口から前を通る道路を渡り、すぐ看板が見えます。
ビル群の中に温泉があるのだと不思議な感覚です。
こちらの温泉は14時からで、駐車場の横の入り口から地下へ入って行きます。
入館してフロントで靴箱のキーを預けて、一般ゲスト料金の1500円を払って、リストバンドをもらいます。
エントランスも椅子が置いてあるスペースがあり、入浴後には休憩できるようですが、シンプルで静かなのでとても空いていました。
更衣室に入ると、ロッカーの数もそんなに多くないし、洗面台やドライヤーの数も少ないですが、除菌済みのブラシや、化粧水などを設置してあるので、これから電車に乗って帰るのでそれは必要ですし、1500円の料金から当然でしょう。
浴室に入ると、お湯の色にまず驚きました。
茶色です。
地下1500mから汲み上げた古代化石海水と書いてあります。
海水だからか、ジャグジーのところは泡がむくむくと泡立っています。
舐めてみるとしょっぱい味です。
私の他にはもう1人のお客様がいて、じっくり温まっていました。
ゆっくり沈んでいられるのは、温度が熱くないからで、私には物足りない温度でした。
洗い場は5個所で、洗顔料やシャンプー、コンディショナー、ボディソープが置いてあります。
平日の3時ごろですから、空いていてゆっくりのんびり入浴できました。
扇風機や給水機があるので、入浴後の水分補給が出来てとてもよかったです。
ホテルを出て歩いて3分で新横浜の駅に行けますので、とても便利です。
新幹線こだまで帰ります。発車まで12分しかありません。
駅構内の高島屋フードメゾンで華正楼の肉まんとあんまんとシウマイを買ってギリギリ新幹線に乗りました。
16時15分に乗って16時30分には小田原に到着します。
新幹線なら15分で小田原に着いてしまうとは、なんと横浜と小田原は近いのでしょう。
横浜からのお客様が箱根へと沢山お見えになるのも頷けます。
肉まんを買う目的で横浜を訪れ、2カ所の温泉を体験して、横浜と箱根は近いと再確認して帰りました。
横浜の都会のスパも良い温泉ですが、箱根の空気の中の白い濁り湯温泉にぜひ入って欲しいなと思います。
皆様、どうぞお待ちしております。