千葉県のスーパー銭湯に行ってきました
千葉県のスーパー銭湯といえば、昔々テレビのコマーシャルで「船橋ヘルスセンター」の歌が流れてきたのを思い出します。
思えばスーパー銭湯の走りだったのでしょうか。
温泉施設の他に遊園地やプール、劇場、ゴルフ場、美術館まである大型複合施設だったらしいです。
千葉県のスーパー銭湯にも入りたくて、銭湯のはしごをしました。
千葉県のスーパー銭湯と言っても、多数あって迷いますので、京成電鉄グループが営業していることと、京成電車に乗って、北総電鉄にも乗って行ける「笑がおの湯」矢切店を選びました。
演歌の「矢切の渡し」で知られる「矢切駅」はすぐぞばを江戸川が流れています。
車窓から江戸川沿いの小岩緑地が見えました。
駅を降りてもう目の前に見えます。
少しこじんまりした落ち着いた建物で、とても綺麗です。
年中無休で10時から24時までの営業時間です。
入り口を入って、靴を靴箱に入れますが、100円が戻ってくるタイプで、入浴料は、平日大人740円です。
千葉価格なのでしょうか、安いです。
温泉の文字がないので、温泉じゃないからでしょうか。
エントランスには有料のマッサージ機が並んでいます。
更衣室までの通路には、お食事処や別料金の岩盤浴やほぐし処などリラクゼーション施設があることがわかります。
更衣室に入ると、100円が戻ってくるタイプのロッカーが120程設置してあります。
洗面台は4個、ドライヤーは8個あります。
浴室に入ると、カランが18基あり、シャンプー、リンス、ボディソープが設置してあります。
浴室に入ってすぐにあるのは、高濃度炭酸泉のお風呂で、温度は熱くないのですが、細かい気泡がシャンパンのようで、体内からじわりと温めて、リラックス効果が得られます。
次に中央のお風呂に1ヶ所電気風呂があり、ちょうど誰もいなくて空いていたので恐る恐る手を入れたら、ビビビと弱い電気を感じました。
電気風呂は生まれて初めて経験しました。
慣れると、ジャグジーとは違った痺れ感が、腰や肩など痛いところを刺激して、なんか気持ち良い痺れは癒す効果がありました。
その横には、4人分のジャグジーがあり、足を伸ばして横になりながら粗いジェット水流が体をほぐし、気持ちよかったです。
露天風呂へ出ると、岩風呂で透明なお湯が気持ちよいです。
もう一つの替わり湯は、山吹色の生姜やウコンが入った薬湯で、体に効きそうな匂いと色でした。
寝転び湯は、10センチもない浅いお湯が流れる平らなお風呂で、寝ながらお湯の流れる音を感じながら横たわるもので、お湯を纏わないで横たわるのは、恥ずかしくてい居心地が悪かったです。
その横にはつぼ湯が3個置いてあります。
壺湯に入るとザバーンともったいないくらい自身の体積分のお湯が流れ出て、一人で占領するお風呂に入る贅沢感を感じます。
サウナもあり、塩サウナと書いてあるのですが、蜜回避のため、人数が制限されているので、今回は入らず、塩をどう使うのか疑問のまま終わります。
いろいろな種類のお風呂があるのは、すごく楽しいです。
スーパー銭湯には、別料金でマッサージの施術を受けることができ、美顔やボディのエステをおこなっている施設もあります。
1日ゆっくりお風呂に入って、リラックスして、体のマッサージでもみほぐして、歪みを正したりしてリフレッシュできるのです。
駅を降りてすぐ目の前に建つスーパー銭湯は、便利です。
首都圏に多数の銭湯があり、利用客は利便性やお風呂の種類や設備など、好みに応じて選んだ銭湯に入館するのでしょう。
箱根の日帰り温泉も同様にそれぞれ特徴を活かして、温泉の種類や効能などを大切にしています。
箱根の日帰り温泉と都会の銭湯は、利用客に親しまれ、喜ばれるお風呂を提供する努力と意欲は同じなのだと思いました。
1日3カ所の銭湯を回って、入浴三昧しても、帰宅したら、大涌谷の白い濁り湯温泉が一番だ、と納得するのでした。