箱根登山電車の終点強羅駅は新緑がまぶしくにぎわいっています

綺麗に咲いていた桜は、連日の嵐のような雨風ですっかり散ってしまいましたが、葉桜となり新緑の季節に移行しています。

特に雨あがりは、新緑が洗い流されてスッキリと鮮やかなうす緑にさえて映ります。

紅葉の箱根も、桜の箱根もいいですが、一年で一番綺麗な箱根は新緑の箱根を私は挙げます。

これから5月の始まりまで、新緑は黄緑から濃い緑まで緑のグラデーションの山になり、緑のトンネルを抜けるように国道1号を走れば、風も爽やかで気持ち良いこと間違いなしです。

今一番箱根を訪れているのは、外国からの観光客の皆様です。

大きなスーツケースをガラガラと引いて、ご家族やグループでの来箱に、ありがとうございます、箱根を楽しんでください、の気持ちでいっぱいです。

強羅駅前の好立地にあるお土産物屋さんの強羅中村屋はリニューアルしてお土産物だけではなく、発酵食品を使ったドーナツ工房を作り、テイクアウトできるようになっていました。

箱根 強羅 お土産
寄木細工
箱根 強羅 土産物

テイクアウトしたドーナツです。

このドーナツの特徴は、卵、小麦粉、乳製品、白砂糖不使用という点です。

アレルギーのある人やヴィーガンの人も楽しめるお菓子を工房で手作りしていて、トッピングのクリームも乳製品は使っていなくて、中に入っているあんこにも白砂糖は使わず、発酵食品の米ぬかをたっぷり使っているのです。

食物繊維のたっぷりですから、お腹の調子を整える効果があるそうです。

スウィーツ食べたいけれども、高カロリーを高糖質を気にする方には、満足するお菓子かと思います。

お店の商品陳列を見ると、寄木細工がメインのようです。

よく見ると、一般的な寄木製品に加えて、小さなアクセサリーやストラップというように今風な寄木を、店主自ら寄木工房に出向き厳選した逸品を取り揃えているようです。

お店も明るく、こぢんまりしていて商品を見やすくディスプレイしています。

箱根湯本駅前に比べれば、並ぶ商店の数や商店街の長さも少なくて、駅の規模と比例していますが、電車終着駅の田舎っぽい雰囲気と哀愁漂うこの感じはとても気持ちをホッとさせるものがあります。

ぜひ皆様強羅駅にお立ち寄りください。

強羅駅は箱根湯本駅からの箱根登山電車の終着駅です。

登山電車といえば、これからの季節あじさいが車窓に溢れるほどの満開でみられる、あじさい電車が運行されるのです。

2019年の運行以来、台風による線路の工事のための運休やコロナ禍による自粛により、4年ぶりの座席指定列車「夜のあじさい号」の運行と沿線のあじさいを彩る夜間ライトアップをみられるようになります。

「夜のあじさい号」は6月17日(土)〜7月2日(日)まで、運転区間が箱根湯本駅〜強羅駅まです。

箱根の楽しみ方がひとつ増えましたね。

コロナの収束とともに、観光客の皆様が戻ってきてくださり、以前の箱根のにぎわいが帰って参りました。

外国人観光客の皆様が、今の箱根では一番多く観光していただいています。

電車の次は空からの箱根の楽しみ方をお話しします。

箱根に住まう私も未だ未体験のヘリコプターで空から箱根を遊覧するものです。

芦ノ湖スカイラインの芦ノ湖ヘリポートからヘリ遊覧飛行できます。

東邦航空の箱根遊覧情報で調べてみてください。

ゴールデンウィークと夏のお盆期間、秋の連休や年末年始しか運航しませんが、そんな楽しみ方もあることを、ご来館多数のお客様からの情報です。

そのお客様は、一年に何度も箱根に来訪していただき、私の知らない箱根の楽しみ方を教えてもらいましたので、皆様にもお裾分けです。

箱根観光を楽しみにしていても、天候に左右されるものですから、予定を組むのが難しいでしょうが、こんなのもありますというご提案です。

さて、季節が変わり強羅や箱根湯本のお土産屋さんが様変わりしても、大涌谷の白い濁り湯温泉は、変わらず毎日箱根金時荘のお風呂を満たしております。

寒い日は、体の芯から温まり、暑い日は、湯上がり後も変な汗もかかないで、さっぱりとした肌触りです。

ぜひ一度この温泉に入りに来てください。

箱根金時荘 濁り湯温泉