箱根と御殿場さくら咲きくらべ
新年度がスタートいたしました。
スタートに相応しく、桜が満開で喜んで皆を応援しているようです。
4月になったと言えども、朝夕はまだ肌寒く暖房がいつまでも必要です。
晴れの日の太陽は、なによりの暖房で、桜を明るく照らすので、やはり花見を鮮やかにするのは、陽の光です。
3月中旬にまだ蕾も固かった桜も今は盛りと咲いています。
宮城野では、夜はライトアップされて夜桜見物もでき、桜祭り期間です。
桜並木の早川沿いでは、宮城野漁協が管理するバーベキューができるので花見を盛り上げること間違いなしです。
濃いピンクの枝垂れ桜も満開になってきたのでピンクのグラデーションがすごく綺麗です。
花の命は短いので散りはじめたら、すぐに葉桜の若葉の新緑が爽やかな季節に移り変わります。
御殿場に行く前に、仙石原のラリック美術館内のレストラン、ハコネエモアテラスでは、色とりどりのケーキをテイクアウトします。
綺麗な形を壊して食べるのが惜しいようなデコレーションで、美しいムースが多く使われていて、アートなケーキです。
ラリック美術館の展示作品ともコラボしたメニューもあるようなので、それも見て食してみたいです。
仙石原から車で15分ほどで、御殿場へ降りていきます。
乙女峠では絶好の富士山ビューポイントなのですが、春は曇りの日が多く富士山は雲に隠れて姿を表していません。
御殿場まで降りていくと、ルアー、フライでのマスやイワナなど釣りができる東山湖フィッシングエリアは湖のぐるり外周が満開の桜並木です。
桜満開の中で釣りをする気分はどうなのでしょうか。
釣れなくても周りの景色のおかげで、許せそうですね。
桜のトンネルの道路が真っ直ぐに続いています。
そのほかにも、樹齢130年の枝垂桜が見事な秩父宮記念公園も至近距離で、桜まつりが開催されていました。
乙女峠から御殿場までの中腹に位置する平和公園も仏舎利塔を含めて桜の樹木が多数あります。
そのほかにも、ホテルと温泉施設やレストランなどの複合施設の時の栖(すみか)も桜の名所です。
御殿場での桜の花見には日本一の富士山がついてきます。
桜の背景に富士山がドーンと映り込んでくるから、豪快で桜の賑やかさと儚さがあいまって、特徴的です。
御殿場には、プレミアムアウトレットがありますので、桜の名所ではありませんが、ブランドの服飾や飲食や日帰り温泉もありますから、春の雰囲気満載です。
箱根、御殿場の桜は今週が見ごろです。
花曇りの中の桜もそれなりの美しさですが、やはりお日様の中の桜は写真映えも違います、来週は前半は晴れが続きますが、後半はお天気が下り坂ですので、早くお花見にお出かけください。
春の花盛りと言えば、箱根金時荘の庭にはあせびが咲いています。
あせびは馬酔木と書きます。
鈴蘭のような白い小さな花が木の一面に咲いています。
あせびは毒性があり、他の種類の樹木を寄せ付けない特徴があるので、一群となって生息するらしいです。
八重の椿も満開です。
黄色い柊の花も満開です。
桜はこれから牡丹桜が花を開くことでしょう。