岡田美術館で本物の芸術に出会いました

箱根でのお子さん連れのファミリーでの夏休みと言えば、ユネッサンが楽しいです。

プールのような、お風呂のような水着で入る多種多様なお風呂が人気です。

ユネッサンは、箱根湯本駅からバスで35分、箱根駅伝でたくさんの観光客の声援が大きい場所です。

国道1号線の芦ノ湖への道のちょうど中間ぐらいでしょうか、クリーム色の壁から水が流れ落ちて明るい建物が目立つのですぐにわかります。

ユネッサン 箱根

ユネッサンの向いに立っているのが、岡田美術館です。

入り口が広くないので、あまり目立たないですが、美術館です。

岡田美術館 箱根

この入り口を入ったら、足湯カフェがあるので、そこまでは美術館の入場料はかからないので、足湯に入れます。

足湯 岡田美術館

足湯の所から正面の壁を見ると、びっくりです。

箱根 岡田美術館

風神雷神図をモチーフに、現代作家が描いた「風、刻」壁面いっぱいに描かれて、すごい迫力です。

岡田美術館に入って作品を鑑賞しようと思います。

1階から順路に従って進むと、黒の扉が自動で開きます。暗い室内ですが作品にだけ、ライトがあたって、室温も管理され、作品の数もとても多いので鑑賞に時間がかかります。

5階まで展示があるのですから、説明文を読んでいたら、3時間くらいかかるでしょう。

私は日本画が好きなので、各階の黒の扉が自動で開く時、次はどんな作品に出会えるかと、ワクワクします。

横山大観、上村松園、鏑木清方など、比較するように展示されていて、それぞれの美人画は、女の人の顔の書き方に特徴があって、そこから好みが生まれるのだなあと思いました。

立派な対の屏風が展示されていて、題名や、作者を覚えていませんが。虎、鶴、富士山など大型の作品群を間近で見ることができて、その雄大さは圧巻です。

5階では、仏像などの木彫刻は、心が洗われるような感じで、腹の底に響く威圧感が伝わります。

これらのたくさんの作品を見終わって、美術館に入る前は、入館料の2800円は、高いなと思っていましたが、これだけの設備のある展示館と作品を公開するには、この料金が必要なのでしょう。

納得して外へ出ました。

箱根には美術館が多いので、休みを利用して、ゆっくり芸術に浸るのも良いものですので、名画と言われる日本画を鑑賞してみるのも良いと思いますので、おすすめします。