七沢温泉<七沢荘> ゼロ磁場のパワースポットで目に見えないエネルギーを体感しよう

今回は箱根の日帰り温泉ではなくて、同じ神奈川県内の厚木市七沢にあります、七沢荘の温泉を紹介しようと思います。

私たちの環境は、パソコン、スマホ、電子レンジなど、電磁、磁気の中で生活しています。

目覚ましのアラームのために、寝ている時も枕元にスマホを置いているとか、1日中電磁波と共にいます。

そんな話を、友人たちと話していたら、ゼロ磁場の温泉地があると聞きつけて、皆で日帰り入浴に訪れることにしました。

11時に現地集合と取り決め、計画は簡単に実行されました。

七沢温泉は、厚木市なので、東名の厚木インターから来る人もいれば、小田急線の本厚木駅からバスでくる人もいます。

厚木といっても、市内からかなり離れたところなので、バスも20分くらい乗ると思うし、運行本数も待ち時間がかなりあると思われます。

車での移動が1番の近道と思われます。

さて、七沢荘に到着しました。

玄関前に立っても、ゼロ磁場感は何も感じません。

七沢荘のHPによれば、ゼロ磁場とは、重なり合った地層と地層が、相反する方向に押し合ったり引き合ったり、磁場がゼロ状態になる場所を示し、そこはエネルギーが充満しているということで、このあたりがそうらしいのです。

七沢荘では、温泉掘削を平成元年から3年かけて掘り出した自家源泉なので、比較的に新しい温泉です。

玄関を入り、靴箱に靴を入れてから、日帰り入浴料1100円を支払い、昼食代の天ぷら蕎麦の代金も、合わせて支払います。

今日は特別に、友達同士で昼食をいただくのです。

玄関内には、大人が両手を広げても端から端まで届かない巨大石が置いてありますが、それは由緒正しい普通の庭石らしいです。

お風呂までは、足元の黄色いテープを伝って行くのですが、廊下が長く階下に下りたり、迷子になりそうです。

大浴場のゾーンは、男湯は天狗の湯、女湯は美肌の湯です。

女湯について言えば、内湯が2箇所と露天風呂があり、籠の棚は数多く設置されていますが、密を避けるために規制されています。

内湯から入って行きます、「波動の湯」と書いてあります。

岩風呂の底には、波動値の高い気源石が敷き詰められていて、波動を感じてゆったりと入ることができると書いてあります。

泉質は、アルカリ性単純温泉、pHは、9.8です、アルカリ性の透明で無味のトロンとした肌馴染みの良い温泉です。

内湯は、42℃くらいの熱さでじっくり温まると、じんわり汗をかきますが、波動を感じることはできませんでした。

次に露天風呂は、しゃがんで入っても肩までお湯に浸からない、浅いお風呂ですが、丸太が頭と足先の位置に横たわっている寝湯で、気持ちよく温まれます。

露天風呂は、屋外ですから、温度が緩くなってしまうので、じっくり座ったり、寝転んだりして、温泉を纏いながら、肩こりや辛い箇所を温泉で癒してもらうのです。

コロナの時期ですから、黙浴をしないといけませんが、友達同士の貸切になった時だけ、ご無沙汰していた間の積もった話の花を咲かせました。

いつも一人でじっくり、観察、記憶して入る温泉ですが、友達と一緒ですと、記憶が曖昧になって、あまりお風呂の調査をすることよりも楽しんでしまいました。

体や髪を洗うカランは、2つの内湯に2箇所ずつあり、シャンプー、コンディショナー、ボディソープが設置してあります。

内湯2箇所と広い露天風呂を満喫して上がります。

更衣室には、洗面台が2台あり、ドライヤーも2機設置しています。

廊下を戻って行くと、足湯コーナーがあり、ドクターフィッシュがその中で泳いでいました。

ドクターフィッシュは、人間の角質をつついて食べてくれるそうで、足湯といったら温度が熱いだろうに、死なないのかと思っていました。

足を突っ込んでみると、冷たいお湯でした、黒い小さなドクターフィッシュが、足めがけて何匹もわーッと集まってきて、足を突きまくります。

角質が多いのだろうか、最初はくすぐったいですが、慣れると気持ちよくて小さな魚に親しみを覚えました。

入浴後は、天ぷら蕎麦を食べに食堂に行けば、すぐに出してくれるのです。

天ぷらが熱々でとてもおいしかったです。

コーヒーは、ロビーのカフェで休みながらいただけるので入浴後に、ゆっくり休むこともできます。

充分休んだので、そろそろ帰りましょう。

玄関を出てすぐに、夫婦石が祀ってあるので、鳥居があるとつい手を合わせて祈ってしまいます。

ゼロ磁場の効果の程は、入浴後1週間してもはっきりはわかりませんが、同行の友人の中には、「肩こりがよくなったと」いう人もいます。

目には見えないが、じっくり体を温めること自体が、疲れた体に効いているのかもしれません。

透明なぬるめの温泉も味わいがありますが、私の運営する箱根金時荘の大涌谷の掛け流しの白い濁り湯は、少し熱めで、肌がツルッとして、泉質が酸性のさっぱりした温泉です。

違いを味わう入浴体験をお試しになってみてください。