「箱根美術館」箱根の紅葉狩りはぜったい晴天が綺麗です
まだまだ紅葉には早いと思っていたら、朝夕の気温がずいぶん下がってきたので、桜の葉やもみじの葉っぱやくぬぎなど、茶色、黄色、オレンジ色に変化して来ています。
私の運営します温泉民宿の箱根金時荘から歩いて20分程の距離に、紅葉と苔の庭園で有名な「箱根美術館」があります。
この秋ももみじが綺麗な時期になり、はたして10月末の紅葉具合はどんなものか観察して、お知らせしようと思いました。
「箱根美術館」は、箱根湯本駅から、登山電車の終点強羅でケーブルカーに乗り換えて、2つ目の公園下(こうえんしも)駅で下車して、歩いて1分で到着します。
苔と紅葉の庭園が有名ですが、縄文時代の埴輪、鎌倉時代の陶器類の展示が常設展示です、今時期は、「大正、昭和初期の木版画」が特別展示でした。
美人画の日本画かと思って鑑賞しながら、これは木版画だから、何回も色をのせて、刷って、細かい色を重ねて行くんだと、自分に言い聞かせながら鑑賞していました。
なんで、わざわざ版画にするのだろう、と疑問に思いながら、大正昭和の美人と面会してきました。
庭内は、苔が青々して、整然と敷かれた石畳がとても歩きやすくて、清掃も行届き落ち葉すら苔の上に落ちていません。
自慢のもみじはまだ色づいていなくて、きっと11月になれば赤い紅葉になっていることでしょう。
庭園内には、お茶室や御茶席があり、和菓子とお抹茶をいただけます。
お菓子は、100%栗でできているきんとんです。
久々のお抹茶は、すごくおいしかったです。
お部屋の照明が暗めなのと、テーブルが漆塗りなので、窓の景色がテーブルに映り込んで、素敵です。
紅葉時期なら、赤い風景が映し出されるのでしょう。
お軸とお花です。
お抹茶は、裏でたてて提供されるので、目の前でお点前をするわけではありませんが、お釜や水指が展示してあり、ここで実際にお点前するのかもしれません。
御茶席ながら、お茶室の静寂と荘厳さがあり、庭園散策と芸術鑑賞で疲れた足と頭を上品な休憩で、癒されました。
平日は、まだ紅葉が盛りでないこともあり、空いていますが、これからもみじの赤さが増すと、とても賑わうことでしょう。
紅葉狩りは、何と言っても太陽の光に照らし出されて、綺麗さが倍増するので、晴天の下で景色を鑑賞しましょう。
映えます。
「箱根美術館」からケーブルカーに乗って、早雲山駅まで3つ目ですから、大涌谷の白い濁り湯温泉の「箱根金時荘」へお泊まりにいらしてください。
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