小田原温泉<八里> 小田原と箱根の境の温泉は透明でサッと入れる気楽さが良いです
11月26日は(いいふろの日)だそうで、目新しい日帰り温泉を探して入浴体験したいものです。
いつも国道1号線を通りながら、「小田原温泉」と気になっていたものの、そこには入ったこともなく、営業しているのかもよく分からないでいました。
箱根の日帰り温泉は、おおよそ体験済みなので、小田原と箱根の境である、風祭(かざまつり)地区にある小田原温泉「八里」に行ってきました。
小田原の名産品として有名な蒲鉾の「鈴廣かまぼこの里」は、小田原温泉の周辺一帯が「鈴廣」です。
蒲鉾製品や箱根小田原のお土産品や、かまぼこ博物館、蒲鉾の手作り体験ができる蒲鉾工場や、レストラン、カフェ、お食事処が併設されています。
かまぼこ関連の観光スポットとなっています。
箱根との境ですから、これから箱根に行こうとして、一っ風呂浴びていこうとか、箱根の山を下りてきて、温まって帰ろうかと思う人が入るにはとても便利です。
小田原駅から箱根登山線に乗って風祭駅下車、歩いて3分で国道に突き当たるので、道路を渡ったら「八里」があります。
平家建ての建物で、営業中の看板が出ていたので、入っていきます。
入り口を入ると、フロントに誰もいません。何回も声がけしてるに、返事がありません。
ついに携帯で番号を知らべてかけたら、応答がありすぐに来てくれました。
入浴料500円を払い、廊下のすぐにお風呂があり、その反対側にトイレが並んでいます。
すっきりとした内装で、お風呂と、広間と個室があるだけです。
赤い暖簾をくぐって、更衣室に入ると、洗面台が1台とカゴが積み重なって置いてあり、女湯は誰もいません。
体重計はありますが、ドライヤーはありませんでした。
浴室に入ると、正面に四角い浴槽があり、透明な温泉が注ぎ口から勢いよく注がれています。
カランは4個あり、シャンプー類はありませんが、固形石鹸が置いてあります。
正面の窓から、日光がふりそそいでとても明るいです。
浴槽に入ってみると、温泉はきりっとした感じで、小田原温泉は源泉なので、「ゆっくり温まったら、置いてあるコップで注ぎ口から1杯汲んで飲みなさい」と女将さんが話していたので、ステンレスのコップで飲んでみました。
無色透明無味無臭と分析表に書いてあります。
今まで入った温泉は、飲用禁止の所が多かったので、日帰り温泉では、初めて飲んでみ」ました。
飲んでみたら、少し金属臭がするような気もしますが、どこにきくのか分かりませんが、真湯ではなく、温泉の味でした。浴槽にしゃがんでいるとすぐに汗が出てきました。
泉質は、単純温泉で弱アルカリ性のpHは8.4です。源泉は、25℃なので、加温して42℃に上げているのです。
一人の貸切状態なので、ゆっくり手足を伸ばして入れて、しみじみ温泉はいいなあと思いました。
カランは4個ありますが、シャワーは2個です、髪を洗わなくても、ゆっくり湯船に浸かっているだけで、汗がどんどん出て、気持ち良いです。
500円という低料金で、さっと便利に入ることができて、世話なしな温泉だと思いました。
国道1号線は、箱根に続いていますからずっと真っ直ぐに箱根に登ってきてください。
お待ちしています。