この時期は掃いても掃いても落ち葉舞う お庭は黄金のじゅうたん

秋はとても短い季節です。

近年の温暖化のために、紅葉の始まりが遅くなり、11月に入ってやっと紅葉が綺麗になったと思ったら、雨風が激しい日があったと思ったら、綺麗に色づいた葉っぱが落ちてしまいました。

箱根金時荘の庭のもみじは、赤くなる種類ではなく、黄色くて、日光に照らされると、黄金に輝くもみじです。

毎日落ち葉履きをしても、風に落とされて、また庭一面が落ち葉の絨毯です。

裏庭の石段を上から落ち葉を掃きおろしてくるのは、階段を踏み外さないかと、気をつけながら掃き進めます。

70リットルの大きなゴミ袋がいっぱいになるほどで、昨日は清掃会社に4袋も出しました。

落ち葉が多いということは、庭木が多いということで、しかも広葉樹の桜やもみじやどんぐりのくぬぎなどです。

いよいよそれらの木の葉は全部落ちようとしています。

短い秋の終わりです。

毎日毎日の落葉掃きの仕事が終わろうとしています。

私が子供の頃は、山となった掃き集めた落ち葉を炊いて、焼き芋をしたものでした。

今はもう、火の用心とCO2の問題などで、焚き火は出来ない世の中ですが、昔食べた落ち葉で焼いた焼き芋は、とてもおいしかった気がします。

11月の祝日も終わり、これからの賑わいは箱根は週末と年末年始になるでしょう。

当館の前の道路は、箱根の観光名所の「大涌谷」へと続く県道734号線です。

大涌谷は大涌谷温泉の噴煙が噴き出る地獄谷がある所で、そこで作られる黒たまごを1つ食べると7年長生きすると言われています。

大涌谷園地は、朝9:00から17:00までの規制があるので、とりわけ日祭日は、ゲートが開く時間には、駐車場へ続くマイカーの渋滞で待ち時間が長くなります。

渋滞を避けるためにもロープウェイを利用して訪れることをお勧めします。

空中散歩ですから、いつもの視線と違って、高い所から紅葉やもう葉っぱの落ちたきの間から、富士山や芦ノ湖を眺めるのも綺麗です。

なんと言っても、真下に地獄谷の温泉の噴煙を見下ろして、風にゴンドラが揺れたりしたら、少し怖い体験ができますよ。

短い秋が終わってしまうのを、寂しく思い、大涌谷を渋滞せずに見学していただきたいので、ロープウェイでの移動をお勧めしながら、箱根の観光を満喫していただきたいと思います。

ロープウェイの始発駅「早雲山」は当館から歩いて5分もかからないですから、ご宿泊ご利用をお待ちしております。