仙石原温泉<かま家> 釜飯の炊き上がりを待ちながら 濁り湯温泉に入ってみます

箱根の日帰り温泉の入浴体験記を色々書いていますが、まだ入っていない所がだんだん少なくなって来ました。

そこで、今回はお腹を空かせて行くという、入浴です。

釜飯屋さんが日帰り温泉をやっていて、注文してから40分という時間を利用して、温泉も楽しめて、暇を潰せる食堂があるのです。

仙石原(せんごくばら)は、御殿場からの通行の入り口で、高速で都内から来た時には、御殿場から15分で到着する仙石原は、利便性のある立地です。

ですから、大手電鉄会社の別荘地やリゾートマンションが多く建っているのがその証拠で、週末などは車の渋滞などで混み合います。

「かま家」の近くには、箱根湿生花園、星の王子さまミュージアムがありますので、食事のあとは散策で消化を促すのにとても良いと思います。

仙石原 はこね

暖簾の温泉マークがものがたる、日帰り温泉やってますの印でしょうか。

入り口を入ると、みかんの詰め放題1ネット500円なので、つい詰めたくなってしまいます。

食堂は座敷ですので、4人テーブルが5個と、2人テーブルが1個あり、そのほかに、休憩用の大部屋があるので、入浴後に休憩で大部屋を使うには800円が必要です。

穴子釜飯を注文してから、お風呂に入ります。

1階の奥に更衣室の入り口があり、中に入ると籠のある棚には、7個のカゴが置いてあり、すでに2人が入っていました。

まだお昼には早い11時前でしたが、営業時間は9:00からですから、遅い朝ごはんの人もいるのでしょうか。

それとも、入浴だけのお客さんかもしれません。

浴室に入ると、浴槽には木の板を何枚も並べて蓋にしてあり、自分一人なら、板を3枚ぐらい開けて、湯船の中に入ろうと思いました。

大涌谷からのかけ流しの白い濁り湯ですから、私の運営します温泉民宿の「箱根金時荘」の温泉と同じです。

四角い湯船にまんまんと注がれ、程よい熱さで良い感じです。

お風呂には、洗い場から浴槽が下に掘ってあるタイプと、洗い場から、浴槽の縁をまたいで入るタイプがありますが、この浴槽は、またで入っても深く、膝上10センチほどの深さでした。

しゃがんで十分肩まで浸かれるので、水圧が体に感じられて、身体中温まる感じでした。

いつも入っている同じ温泉なので、体に慣れているから、微かな硫黄の匂いもあまり気になりません。

カランは3個あり、シャンプー、コンディショナー、ボディソープが設置してあります。

洗面台は2個あり、ドライヤー、体重計も置いてあります。

タオルを持参しなくても、100円で買えるので大丈夫です。

注文した釜飯の事が気になって、もうお風呂から上がることにします。

食堂に戻ると、タイマーが残り28分になっていました。

なんだ、もっとゆっくり温泉に入っていても間に合ったな、と思いましたが、注文してから、40分かかるとのことでした。

タイマーとにらめっこして、とうとう0:00になったら、お味噌汁を出してくれて、いよいよ炊きたてのお釜の蓋を開きます。

穴子釜飯は、ご飯が穴子のタレのせいか、濃い茶色で、山菜やごぼうが混ぜられていて、鍋底のおこげは黒おこげでしたが、炊きたてのご飯の美味しい事と言ったら、たまりません。

カニ釜飯は、カニのだしだから、ご飯の色は薄いですがしっかりカニのお出汁が出て、とても美味しいです。

お風呂で一緒のご夫人は、「自宅から温泉に入るためにここにきたので、遅い朝ごはんです。」と言っていました。

注文から40分かかるので、炊き上がりに到着して食べるように、予約する人もいるようです。

お腹いっぱいになるので、やっぱり、食後の入浴はできないから、食前の待ち時間を入浴に使うのが良いアイデアだと思いました。

ずっと以前から名前だけ知っているお店でしたが、初めて入店して日帰り入浴と釜飯の飲食させていただき、女将さんの気遣いのある接客がとてもほんわかと優しい気持ちになりました。

同業者ですので、色々勉強になりました。

晴れた観光日和のこんな日は、電車やバスや車に乗って、箱根の温泉に入って、ゆっくり温まってください。

お待ちしております。

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