仙石原温泉<ホテルグリーンプラザ箱根>富士見露天風呂から曇天の富士が見え隠れ
ホテルグリーンプラザは、軽井沢や白馬、上越などに展開するリゾートホテルです。
自身も子供が小学生の頃は、スキーで白馬や上越など、毎年利用したものでした。
小学生の子供には、食事がバイキング形式であるのは、好きなものだけ、好きなだけ取りに行って食べられるので、嬉しい食事です。
夕食も、朝食も、好きなだけ食べていました。懐かしい思い出のホテルです。
ホテルグリーンプラザ箱根は、箱根の玄関の箱根湯本駅から、私の運営する箱根金時荘の前を通過する伊豆箱根バスにのって40分、「姥子駅」で下車し、歩いて5分で到着します。
箱根湯本駅から登山電車なら、終点の強羅でケーブルカーの乗り換え、終点の早雲山でロープウェイの乗り換え、姥子駅で降りて歩いて5分です。
多種類の乗り物に乗っての移動は、乗り物好きのお子様にはとても楽しい旅になること請け合いです。
森の中にひっそりたたずむホテルという感じです。
日帰り温泉は15:00から18:00までなので、都合を合わせていかないといけません。
入浴料は1600円で、レンタルのフェイスタオルとバスタオルが付いているので、手ぶらでお風呂に入れます。
エレベーターでB1に降りて、大浴場へ進んで行きます。
赤い女子風呂の暖簾をくぐって更衣室に入ります。
靴を脱いで上がります。鍵付きのロッカーがたくさんあり、棚のかごの数もとても沢山あります。
でも、チェックインすぐの時間なので、まだ2人ぐらいしか入っていません。
とても空いているのでゆっくり入れそうで、嬉しいです。
浴室に入ります。
大きな四角い浴槽です。
温泉の入り口から湯量豊富にザーザー温泉が流入しています。
無色透明な臭いもない温泉です。透明なのでざらざらした感触の底の石まで見えて、広い浴槽で手足が延ばせて気持ち良いです。
シャワー付きのカランが23個あり、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、洗顔フォームも設置されています。
富士山は見えるでしょうか。露天風呂へ行きましょう。
正面に想像していたものより大きな富士山が見えました。
雲の合間に山のシルエットが大きく見えたり、欠けて見えたり、大きな雲が丸ごと隠したり、富士の七変化をみていると時間が経つのが早いかもしれません。
日本人は富士山好きですよね。
夏の曇り日なので、富士山は、周囲の雲の色と同化してはっきりくっきりしませんが、あじさいの花の色のような富士山は梅雨の季節の富士山なんだと実感しました。
内湯の温度が41℃なら、露天風呂は、42℃だったので、熱好きの私にはちょうど良い熱さでした。
仙石原温泉の泉質は、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、硫酸塩、炭酸水素塩、塩化物温泉の弱アルカリ性で、pHは、8.2でした。
透明でなめらかな肌触りで、まとわりつくような、美肌の湯の感じがします。
成分表には、無臭と書いてありましたが、かすかに煎じ薬のような臭いも感じます。
コロナ禍で、サウナ室があるにも関わらず使用休止になっているのが残念でした。
内湯と露天と洗顔を3回繰り返して、顔の汚れを一皮むいて色白になったところで、もう上がります。
更衣室に出ると、ヘルスメーターで体重を測り、大きな扇風機で体の火照りを冷まします。
洗面台は6個ありまして、スツールは8個あり、ドライヤーは4台、化粧水やブラシ、綿棒などホテルですからアメニティの揃えは良いです。
入浴後の水分補給の冷水機が設置してありますから、冷たい水を3コップは飲んでしまいます。
帰りのロビーで自動ピアノが演奏していて、入館時には気付かなかったのですが、ソファに座ってゆっくり休憩して帰っても良いみたいです。
館内のお土産物屋さんで、地域限定のコーラがありました。
敷地内には、とてもユニークな形の教会が建っていて、ホテルでウェディングセレモニー、披露宴の森の結婚式とか、素敵な雰囲気です。
天気が良ければ、富士山も祝福してその姿を表すのでしょう。
バス停やロープウェイの最寄り駅が姥子なので、姥子温泉に括りたいところですが、ホテルが仙石原温泉と表示しているので、仙石原温泉ということで、今回の入浴体験を、見え隠れする曇天の富士山に見守られて終えます。