温泉場のラーメン屋さん 宮の下の巻
温泉場にはラーメン屋さんが必ずあるでしょう。
大きな温泉旅館には、居酒屋さんと共にラーメン屋さんも入っていたりします。
箱根町の温泉場にも、ラーメン専門店でなくても、お蕎麦屋さんでもラーメンも出していたりします。
今は、コロナ対策で、まん防などで休業が多いかも知れませんが、時間を短縮して営業しています。
箱根登山電車の宮の下駅下の国道沿いは、宮の下温泉の中心地なのでラーメン屋さんもそこにあります。
ラーメン屋さんの名前が、「麺398−1」変わってますね。
醤油ラーメンと塩ラーメンを1推ししているので、トッピングで煮玉子やチャーシューなどがあります。
カウンターの前には、ティッシュと冷水が置いてあるので、自分でコップに注ぎます、今は、コロナでなんでもセルフでやります。
お店の親切な心遣いで、髪の長い人用に、髪をまとめるヘアゴムをご自由に使って下さいって書いてあります。
生野菜が沢山色々入った醤油ラーメンです。鶏チャーシューがさっぱりしてそうです。
まずスープから飲むと、さっぱりの醤油味で、最後までスープを飲めるようにあまり濃くなくて、サラッとしています。
生野菜は、焼きオクラ、サラダホウレンソウ、水菜、レタス、サラダ大根、白ネギが麺の上に乗っています。
少し太めの麺を食べていたら、歯応えがありよく噛んで、途中で麺に黒い点があるのを発見しました。
店主に聞いてみたら、全粒粉で作る麺だそうで、シコシコの歯応えの理由はそこにありました。
温泉に入ると、早くお腹が空くような気がするし、夜にお酒を飲むと、夜食でラーメンが欲しくなります。
私の運営する民宿の箱根金時荘にも、もう10年くらい前のこと、軽トラの夜泣きラーメン車が夜9時をすぎると、毎週土曜日に回ってきたものでした、
10年前に醤油ラーメンが1杯500円でした。
ナルトとチャーシュー1枚とシナチク2本とネギパラくらいしか乗っていなくても、スピーカーからチャルメラの音が流れると、下駄を鳴らして、お客様が食べに外へ出て行ったものでした。
今風のキッチンカーではなく、軽トラ屋台ラーメン屋さんでした。
湯本温泉あたりの大きな旅館が隣立する地域では、何件も飲食店があり、スナックでもラーメンをメニューに入れているでしょうから、夜食に事欠かないでしょうが、強羅のような小さな温泉場では、回ってくる夜泣きラーメン車は重宝したことでしょう。
温泉場とラーメンが結ぶ程よい関係を、見つけて、食べて、調べてみたら面白いかもと思ったのですが、これを続けていたら健康に悪い気がしますので、少し考えようと思いました。