湯本温泉 <天山湯治郷>日帰り温泉の激戦区の湯本で人気のお風呂です
お正月も3連休も鏡開きも済んで、私もよその温泉に入りたいなと思いまして、日帰り温泉に久々行ってきました。
湯本温泉には、日帰り温泉が大きな施設から小さいお風呂まで、よりどりみどりと言うくらいです。
今までなんでここに入っていなかったのだろうと、理由を思い出せないくらい謎です。
天山湯治郷は、その中でも評判が上位にあるだろう人気の施設だからです。
温泉の泉質を大切に、本来の温泉だけを楽しむので、加水しないで温度を調節するこだわりを持っているので、敷居が高かったのかもしれません。
自然の川に流される排水のことまで考えて、かつては、石鹸やシャンプーを置かずに、温泉にだけ入る形式だったらしいのですが、環境に良いシャンプーの独自開発により、今は体や髪を洗えるようになりました。
さあ<天山湯治郷てんざんとうじきょう>の温泉を試しに行きましょう。
箱根の玄関であります箱根湯本駅から、車なら10分くらいで到着します。
箱根湯本駅のすぐそばから、オレンジ色のマイクロバス<箱根湯本温泉送迎シャトルバス>が、100円で各施設まで乗せてくれますので、とても便利です。
天山湯治郷と並び建つのは、一休という施設は、休憩スペースや食事処が無いお風呂だけの施設で、入館料が200円安いだけですから、今日は天山湯治郷に入ろうと思います。
施設に入る前に、券売機で入場券を買います。大人1名は、1300円です。
この入り口を入り、靴箱に靴をしまって、館内を進んでいくと<千と千尋の神隠し>のお湯屋のように迷路のようになっていて、なかなか目的の女湯まで辿り着きませんでした。
途中、トイレを見てみたら、畳敷きになっていて、実際のトイレ個室は床でしたから、なんか安心しました。
廊下の途中には、開放的な畳敷の広間があって、お客さんが横になったり、座ったりして、自由に寛いでいます。
階段を降りて、女湯の皇室に入りました。
100円を入れなくても良いロッカーが沢山あり、平日なのに混んでいます。
まず内湯に入ります、42℃の温泉なので少し熱めですが、窓の部分が開放しているので、寒さからこのぐらいで温まるのがちょうど良いみたいです。
泉質はアルカリ性単純温泉で、肌馴染みの良い温泉です。
カランは20もあり、合成化学物質無添加のシャンプー、リンスが設置されていました。
露天風呂は3個あり、炭酸のように白く濁ったぬるめの浴槽、弥坂の洞窟風呂などは、パワースポットのような神秘性を感じながら温まります。
東屋のような屋根があるお風呂では、ナトリウム塩化物泉の温泉なので、美肌の湯と書いてあるので、ほのかに肌にまとわりつく美肌の湯を感じました。
サウナもカラッとドライのサウナと、蒸し湯と書かれたミストサウナがありまして、流れるほど汗を流して、気持ちよかったです。
6つのお風呂をぐるぐると楽しんで、あがろうと思います。
更衣室に戻ると、体重計がありますし、扇風機も回っていますし、ドライヤーのついている洗面台は4台ありました。
更衣室内の階段を上がって未ると、畳敷の広間があり、ゴロンと休憩しています。
お風呂上がりをラフな格好で、女性だけのスペースでくつろぎたい人には嬉しいスペースだと思いました。
せっかくお食事処があるので、お腹も空いたことですし、お食事をして帰ります。
麦とろ御前をいただきました。
とろろは、自然薯ではないみたいで、さらっとしていて、粘りがなかったのですが、茶そばやマグロの山かけや天ぷらもついて1650円はまあまあかなと思いました。
温泉で体が温まり、お腹も満腹になり、久々の温泉入浴体験がとても満足な休日でした。
オミクロンの感染が広がる現在、温泉民宿の営業にも影響がでて、キャンセルやなかなか予約が入らなくなっていますが、私は活力を蓄えて元気の充電も済ませたので、箱根金時荘のお風呂場の掃除に精を出すことにいたします。
皆さま、しばらく遠出や外出を控える状況になってまいりましたが、温泉には免疫力アップの効果があると言われていますから、空いている時を見計らって大いに温泉で温まってください。