箱根の観光施設 <箱根湿生花園> 初夏の箱根の湿原植物から爽やかな空気もらいました
箱根17湯の日帰り温泉入浴体験を書いていますが、温泉大好きな人は自然も大好き、山野草や高山植物にも興味があるのではと思います。
新緑が綺麗で、緑の木にはなぜか白い花がさいて、何と言う名の木だろうか、花だろうかと思っていました。
そこで、湿原の山野草や高山植物が自然な公園に自生しているかのように生息するような展示で、植物の名札がすぐそばに立っているので、よくわかるだろう湿生花園へ訪れました。
湿生花園は仙石原にあります。
箱根の玄関の箱根湯本駅から、「バスで湖尻 桃源台」行きに乗って、「仙石案内所前」下車、徒歩8分、小田急高速バスなら新宿から一直線です。
入り口の券売所で大人700円、小学生400円払い入場します。
植物園に付き物の「順路」に従って歩いてゆきます。
開園は昭和51年に当時日本初の湿原植物園として誕生して、3万平方メートルの湿原の跡地に、流れや丘を作って水芭蕉、花菖蒲、さぎそうなどの日本の湿原植物を一堂に集めたと掲示しています。
整備された木道を歩いていきます。
クリンソウが可憐に咲いています。
広い敷地なのでよく歩いて良い運動になり、曇り空くらいが湿原には良い条件では無いかと、植物が潤って生き生き感じます。
尾瀬の水芭蕉は6月ごろが見頃だと勝手に思い込んでいたので、園内は水芭蕉が咲いていると予想していたのですが、箱根での満開時期は3〜4月のことでもう終わっていました。
これが水芭蕉の成長した姿です。驚きです。
これが山菜のヤブレガサで、おひたしや天ぷらに調理出来ます。
これがわすれな草ですって、白く見えますが薄青色で思わず写し、その名はよく聞くのに、実際見たのは初めてで、雑草ぽいと思いました。
写真はたくさん撮って来ました、なぜなら注意喚起の立て札に「植物は取らないで、写真はたくさん撮って」と書いてあるからです。
ヤマツツジが今見頃です。
高山植物のコマクサです。
5月に咲く花は、ここでは120種類もあるそうで、季節季節で咲く花が変わるので、四季折々に訪れるのが良いのではと思いました。
5月は新緑に白い花の季節と思っていましたが、こんなに色鮮やかな花たちが咲いているのに驚きました。
昭和51年の開園当時、1、2回訪れた事がありましたが、水芭蕉だけに興味があっただけでささっと回って出てきてしまいましたが、歳を重ねるとなかなか自然の中に好きな花を見いだせなかったので、とても興味が沸きました。
四季それぞれの花が咲くのを是非見てみたいと、こんなに近くに住んでいるのですから。
園内では、野生のきじがそこここで鳴いていて、つられて他の鳥の鳴き声も聞こえます。
木道を歩いていると離れた所に、猪や野生動物が侵入しないように電気柵がめぐらせてあるのが見えます。
湿生花園とは隣接しているすすきの原も遠くに見えます。
毎年湿原やすすきの原は、維持管理のために焼畑ならぬ、野焼きをして草原を綺麗に守っているのです。
初夏に咲く白い花の木を探しにきたのですが、ウツギは白でなく濃いピンクが咲き、ヤマボウシ、エゴノキ、などを見たかったです。
黄色い花も綺麗だったので、写真載せます。キバナクリンソウです。
静かな流れの中にこれからの季節涼しそうです。
日帰り温泉に箱根に来たら、箱根の花や木や植物を眺めるのなら、知識も深くなる湿生花園をお勧めします。
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