元箱根の<山のホテル>はスイスのホテルに滞在しているみたいです

箱根芦ノ湖湖畔の結婚式もできるホテルのラウンジで、「ホット一息コーヒーとケーキをいただきます」の3回目は、元箱根の「山のホテル」です。

芦ノ湖畔のスピリチュアルスポットである箱根神社は、平日でも参拝者がそぞろ歩いていて、オミクロン感染者の話題で連日世の中を賑わしているせいか、観光客は早期の収束を祈願するのかもしれません。

箱根神社の境内内の茶店では、権現五色餅などの甘味が参拝客の憩いに色を添えています。

そんな箱根神社を通り過ぎて、100メートルほど行くと、坂を登った先に「山のホテル」が建っています。

芦ノ湖

山のホテルの玄関です。

白と茶色を基調として、シックで落ちついた雰囲気の内装です。

ラウンジはフロント階から階段で下りていきます。

正面に天井まで届く煙突のマントルピースが大きくて圧巻です。窓辺に薪が積み上げられていて、暖炉には本当の炎がゆらめいて、ゆったりと炎で癒される感じです。

静かに時が流れていく、リゾートホテルでの滞在のクオリティーを上げているのはこれだ、と思いました。

ふと目の前の小窓を見ると、富士山がくっきり青空を背景に一枚の額縁のように見えました。

一枚の富士山の絵画のようです。

コーヒーとケーキを注文します。

モンブランといちごのショートケーキ、黒服さんが暖炉に薪を追加してくれて、炎が勢いよくなりました。

きっと、コーヒータイムのナイスショットのために、より赤赤とした炎を演出してくれたのでしょう。

心遣い感謝いたします。

おもてなしの心と受け手の心がつなぎ合って、とても柔らかな良い時間がクラシックのBGMとともに流れていきました。

窓から見える湖の景色と白い富士山、赤々と燃える暖炉の炎、優しく流れる音楽から、ここはスイスにある小さなホテルに迷い込んだようでした。

当館のある箱根早雲山から車で30分弱のところに、こんなにリラックスできるラウンジがあるのですから、暇を見つけてコーヒーを飲みにに来たいです。

そして、当館でもお客様に少しでもリラックスしていただけるような、空間や時間づくりを勉強しなければと思いました。

山のホテルでは、日帰り温泉をやっていないので、どのような大浴場かすごく興味あるのですが、いつの日か宿泊して大浴場の温泉に入りたいものです。

箱根の民宿小話

民宿では、お布団敷きをお客様にセルフ方式で敷いていただいたり、すでに敷いてあるタイプがありますが、箱根金時荘では、ご来館になってお部屋でゆっくり飲食されたり、ゲームに興じるご家族のために広く使えますように、また、お布団の好みの敷き方がそれぞれですので、セルフサービスとさせて頂いております。