はこね金太郎ラインは箱根と南足柄を結んで近くなりました

神奈川県道731号線矢倉沢仙石原線は、通称はこね金太郎ラインは、神奈川県の南足柄市と足柄下郡箱根町を結ぶ10.9キロの県道です。

2021年4月に開通しましたが、以前は常時通行できない林道でしたが、再整備をして、新ルートが開通したのでした。

林道の時に走っていた人に話を聞くと、道幅が狭くて、くねくねしているということで、果たして新しく開通して1年たった県道を走って見ようと思いました。

私は、箱根在住ですから、箱根仙石原の金時神社横の箱根金太郎ライン入り口を右折して進入していきます。

アスファルトはまだ黒くて新しいですが、センターラインのない道幅の狭い、山道ですからくねくねとカーブが多いです。

すれ違いができる箇所が点在する看板が数多く立っています。

仙石原、金太郎
金太郎

金太郎と箱根のマスコットのはこジ郎の看板がいくつも立っていて、景色に溶け込んで目を楽しませます。

金時隧道のトンネルを抜けると、南足柄市に入り、金時見晴パーキングで山々の稜線の見晴らしを満喫します。

売店やトイレはありません、ただ駐車スペースがあるだけです。

ここから南足柄に向けて、坂を下りながら走っていきます。

南足柄にたどり着く前に、地蔵堂と夕日の滝の看板が出ているので、少し寄り道しましょう。

夕日に照らされる滝を見るのには、ちょうど良い時間なので、グッドタイミングです。

キャンプ場を抜けて、赤い手すりの橋を渡理、細い道を歩けば、真っ直ぐに落ちる滝が現れました。

滝行を受け付ける看板を見て、この滝を見たら、なるほど滝行にもってこいの滝であると納得しました。

透き通った清流にパワーが降り注ぐ感じがしました。

ルートの終点の南足柄の道の駅を目指して、さらに走っていきます。

途中、ふくらんというたまご屋さんで産みたての卵から作られるシュークリームの看板が出ていたので、買い求めました。

南足柄の市街にでて、道の駅にたどり着きました。

道の駅には、南足柄産の新鮮野菜は元より、金太郎の名のつく土産品が、どの棚にも色とりどり、多種多彩な土産品が満載でした。

気になった小さな金太郎羊羹と湘南ゴールドで作られた寒天よせを購入してみました。

はこね金太郎ラインの開通により、箱根南足柄間の所要時間が短縮されたことは間違いなしですが、トンネル以外には照明が無いとか、道がくねくねして狭いことに注意して走行してください。

足柄山の金太郎が、南足柄から箱根山を駆け回っていたのは、こんな景色なのだと想像を巡らしながら、ひと時のドライブでした。