箱根でランチを何食べようと迷ったら
戻り梅雨のお陰でなかなか晴れない箱根です。
晴れたなら、ロープウェイで空中散歩で富士山や芦ノ湖の景色が綺麗ですが、嵐のような雨風の日は、ロープウェイも運休になってしまいます。
せっかくの箱根旅ですから、路線バスも良いですが、登山電車やケーブルカー、ロープウェイ、芦ノ湖を観光船に乗り継いで、グルリ一周するのも楽しいです。
そしていつも何食べよう?と悩んでしまいますね。
手軽で、食堂の数が多いのがお蕎麦や和食です。
お泊まりの旅館で提供されるのは、創作和食が多いと思いますので、ランチはかぶらないように、多国籍のお料理を試してもみるのも良いかなとお勧めいたします。
場所は箱根湯本から登山電車で25分の宮ノ下駅にあります、韓国料理はいかがでしょうか。
宮ノ下といえば、箱根のリゾートホテルの創世記からの富士屋ホテルがあります。
言わば箱根のへそのような地域です。
温泉は、箱根の温泉のこれまた始まりの7湯の中の、宮ノ下温泉、堂ヶ島温泉、底倉温泉がある地域です。
宮ノ下温泉には、昔からの旅館も多いですが、会員制のホテルやゲストハウスや民泊が増えてきたので、お夕食も取れるレストランが多くなり、満席になることも多いらしく、予約を勧められます。
鬱陶しいお天気の日に、韓国料理をいただきたく、宮ノ下へ出かけました。
私の住む、早雲山から車では10分ほどです。
公共交通機関では、ケーブルカーで10分、登山電車で15分宮ノ下駅に到着します。
宮ノ下駅は小さな駅で、もはやカード時代ですからタッチIDで改札できるみたいです。
駅の近くには、足湯に入りながら景色を見ながら飲食できるカフェが並んでいます。
セルフでコップに注いで200円をブタさんに支払って、冷たい甘酒が飲めますが、ちゃんと酒粕で作られているので、運転者は飲めないですね。
宮ノ下地区は、ノスタルジックを売りにしているので、散策する通りや小径の名前が、セピア通りやチャップリンの散歩道、チェンバレンの散歩道など、その名を聞けばしばし散歩したくなります。
坂道を下って、富士屋ホテル方面に国道沿いを歩いて行くと、マダムスンのお店があります。
黒を基調にシックな内装で、照明が柔らかく韓国刺繍の額縁を照らして、美術館にいるような錯覚を覚えます。
冷麺とプコク定食(干し鱈のスープ)、湿度が高い夏にも爽やかな汗をかきながら美味しくいただきました。
こじんまりとした店内は、昼時から少し外れていていたので空いていました。
並びに富士屋ホテルがありますから、ラウンジでのケーキセットなど洋食がお望みの方は、そちらもお試しください。
私どもの箱根金時荘から、30分で訪れることができる宮ノ下温泉の散策についてお話しました。
宮ノ下温泉は、透明温泉ですが、白い濁り湯の大涌谷からのかけ流しの箱根金時荘の温泉にも、ぜひどうぞ、お待ちしております。