御殿場乙女温泉<富士八景の湯>湯量豊富でゆったりのんびりあったまる温泉

箱根は神奈川県ですが、箱根は静岡県と思い込んでいる人もいるかと思います。

なぜなら、富士山は静岡と思っている人が箱根で富士山が見えるからではないかと想像します。

神奈川と静岡は隣同士の県ですし、無理は無いかと思います。

私の運営する民宿の金時荘の食材や消耗品の仕入れは、御殿場に行くことが多く、神奈川県内の小田原へ車で行くよりも、距離も時間も早いからです。

ガソリンなどの値段は、御殿場の方が安いので、よく利用しています。

いつも仕入れに行く時にその前を通って気になっていた「富士八景の湯」に入ってみようと思います。

箱根の仙石原からの国道138号の乙女峠を通って御殿場までの中間にに立っていています。

御殿場駅から無料の送迎バスが運行しているので、これは便利ですね。

御殿場 温泉

入り口を入り、シューズボックスに入れてフロントで入浴料金1000円を払うときにその鍵を預けて、更衣室のロッカーのリストバンドを貰います。

ちなみにシューズボックスは340人分です、そんなに大型の施設なのかと驚きます。

ロビーには静岡や箱根の土産物が所狭しと並んでいますし、飲み物の自販機も充実しています。

現在は営業していませんが、食事処もあります。

更衣室に入り、リストバンドのナンバーのロッカーを使います。

ロッカーを数えると、232人分です。

浴室に入り、長四角の広い浴槽で、腰のあたりに当たるジャグジーが3箇所並んでいて、ぶくぶくが綺麗です。

カランは12個、シャンプー、コンディショナー、ボディソープが設置してあり、洗い場が独立して仕切られているのが、浴槽から見えなくて良い点だと思いました。

浴槽に手すりにつかまってはいると、41度くらいのみんなが好きな温度で、透明無臭です。

お湯の触り心地は、サラッと滑らかです。

腰のあたりにビンビンジャグジーを当てて腰のこりを自分で調節しながらほぐします。

露天へ出ていくと、一人用の陶器のお風呂にまず入ります。

お湯は内湯と同じで、次に岩でできた露天風呂です。

内湯よりはお湯の温度がぬるく感じますが、屋根がついているので、雨降りでも大丈夫です。

晴れていれば絶対に前方に見えるはずの富士山はあいにく雲がおおって何もみえません。

ここの混み具合は、天気と関係するのだろうな、やはり富士山を見ながらお風呂に浸かったらテンションも違うだろうと思いました。

教訓として、展望とか、眺めとか、富士山のワードがあったら、天気の良い日に入浴するべきです。

サウナマットを持って入る、90度のサウナがありまして、5分デトックスします。

サウナって、気持ちいいですね、体験入浴を続けるうちにサウナの良さが少しわかるようになりました。

2回それぞれ入って更衣室へ戻ると、大きな扇風機がすごい風力で涼しく迎えてくれ、ヘルスメーターで体重チェックします。

洗面台が4台で、ドライヤーも4個設置してあり、滅菌ボックスでブラシが滅菌されて、使い捨てでないのは節約で良いと思います。

温泉の泉質は単純温泉で弱アルカリ性、pHは8.1です。

こちらの自家源泉ですから、湯量豊富なのはうなずけます。

外へ出たら、晴れならばきっと富士山が見送ってくれたでしょう方面を見上げて、富士八景の湯を後にしました。

こらから御殿場方面へ行き、お庭が綺麗で桜の名所であります、秩父宮記念公園をそぞろ歩くのも良いのではとお勧めします。