秋晴れや家族で登る金時山

秋は台風の季節、秋の長雨があったりして、透き通った青空を眺めると、箱根は、ぐるっと山並みに囲まれています。

山の稜線を辿っていくと、端から端まで歩いて廻りたいような気持ちになりますが、1つの山でさえ征服できないのですから、それはいつかの夢としておきましょう。

私の運営します温泉民宿の箱根金時荘から、正面の山の稜線の右端に一際高くそびえる「金時山」への登山口のご案内をします。

きnときやま

箱根の玄関の箱根湯本駅から、桃源台行きのバスに乗って仙石で乗り換えするか、「金時神社入り口」まで歩いて行きます。

仙石から1つ先の「金時登山口」のバス停があるので、そこからも登っていくことができるのかもしれませんが、坂田金時を祀っている「金時神社」を紹介したいのです。

金時神社のバス停からすぐに無料の駐車場が10台分ぐらいあり、マイカーの金時山登山者が朝早くから停めています。(現在は、無料駐車場は利用できなくなっています)

道路を隔てて、有料駐車場もできました。

神社の近くまで歩いていくと、公衆トイレのそばにも無料の駐車場が何台分かあります。

その横の道を登ったら、金時神社ですが、そこまで車で乗り入れできそうなので進んでいくと、5台くらいスペースがありました。

神社の鳥居前の駐車場には、白い鶏が10羽以上放し飼いになっていて、参拝者から餌などを撒かれて、お土産屋兼社務所のおじさんが監視しています。

放し飼いのニワトリについては、甲府神社から分けてもらった朝告ドリだそうで、ご利益があるそうです。

ちょろちょろ流れ出る金時水で手を清めて、さすが、坂田金時幼名金太郎を祀っている神社ですから、大きなマサカリのオブジェも設置してあります。

赤い鳥居をくぐって、本殿への階段を登ります。

金時神社の御祭神は、坂田金時で幼名は金太郎、源頼光の四天王の一人で、熊と相撲をとったという怪力の持ち主であったことから、子供の神、健康の神として崇められています。

毎年5月5日は、「金時祭り」がおこなわれ、お相撲さんも参加するのですが、コロナ禍により、ここ2年ほど中止になっています。

金時神社の横の道が、金時山への登山口です。

金時山は、標高1212mの日本三百名山の一つで、頂上では晴れていれば富士山が綺麗に見えて、そこのお茶屋では金時娘というおばあさんが接客していましたが、現在はお店が開いているかはわかりません。

神社に来たついでに、その横の上り口から、スタスタと登って、登山道の様子などを紹介したいのですが、多分筋肉痛から仕事ができなくなると思いますので、はるか40年前の記憶での紹介でした。

金時山に登ったら、お土産はやはり「公時山まんじゅう」です。

仙石原の農協ストアの隣の松月堂菓子舗にて、公時山(きんときやま)まんじゅうが土日月の3日間の営業で売っていますが、日曜の今日はもう売り切れていました。

10月に入り、晴天が続きハイキング日和で、人出も多かったからでしょうか。

箱根は行楽の秋を迎えて、宣言解除により、皆さま感染防止を徹底しながら、私どもぜひ訪れて下さるのを待っております。

山登りで疲れた体は、大涌谷からの掛け流しの白い濁り湯を満々とたたえる箱根金時荘のお風呂にゆっくり浸かってお休みください。

きっと、筋肉痛にも効き、翌日の体の動きも軽快になると思います。

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