箱根登山ケーブルカーは100歳です

今回はケーブルカーのお話です。

箱根へ公共交通機関でおいでくださると、色々な電車に乗り換えて移動するので、山や植物や風景などを楽しむことができます。

バスや自家用車で国道をずっと登って来るのとは、また違う景色です。

新宿駅からロマンスカーで、座席指定なのでゆったりと座れますし、終点の箱根湯本駅で箱根登山電車に乗り換えです。

箱根登山電車は、箱根登山鉄道の花形の電車ですから、斜度のある坂道をジグザグに登って行くのは、スイッチバック方式なのです。

スイッチバックとは、駅や信号所で、運転士さんと車掌さんが入れ替わって進行方向を変えることです。

客の乗降ができない停車場で運転士さんと車掌さんだけが前後を入れ替わるところは、とても興味のわく場面です。

終点の強羅に着いたら、ケーブルカーに乗り換えます。

箱根登山鉄道のホームページによれば、ケーブルカーは目立たない存在だということで、「登山電車と箱根の花形的なロープウェイの間を結ぶ乗り物」と例えています。

ケーブルカーは強羅駅から10分で終点の早雲山に到着しますから、短かすぎて乗ったことも忘れ去られてしまうかもしれません。

そんなケーブルカーは、今年の12月1日に満100周年を迎えます。

1921年(大正10年)12月1日に営業運転を開始しました。

私は、ケーブルカーに乗って終点の強羅にある私立の女子校に幼稚園から高校まで通いました。

ケーブルカーの100年の歴史の中、13年間と短い期間かもしれませんが、ケーブルカーは箱根の住民と密着した無くてはならない交通機関だったのです。

これは、2020年の最新の車両で、2両編成ですが昔は1両で、今は5回めの車両更新をしているそうです。

100歳のお誕生日の12月1日には、イベントがあるだろうけれど、100年の記念ヘッドマークがおめでたいです。

もう一方の車両は、車体が青で、強羅駅と早雲山駅の中央で2つのケーブルカーがすれ違います。

地味なツナギの役目のケーブルカーだとしても、観光客の皆様は多種多様な乗り物でワクワクしながら観光できると思います。

さすがに高校を卒業すると、交通手段は車になりますので、なぜなら、ケーブルカーは始発が遅く、終電が早いので小田原の高校に通学するためにはケーブルカーは使えずに、強羅まで車で送迎するしかありません。

地元住民の通学生の減少と共に、ダイヤが観光に合わせるようになってしまったからでしょうか。

次にケーブルカー周辺の憩いのスペースを探したら、電車が強羅駅に到着して、すぐ目の前にカフェスタンドがあり、小腹が空いたら、ちょいと一休みできます。

箱根 ケーブルカー

イチゴシェイクととホットドッグです。

ケーブルカーの終点の早雲山駅の2階のCu—mo箱根では、大文字山が真正面にドーンと見えて、しかも足湯もあるので足元からほかほかとゆっくりできます。

強羅駅から早雲山駅まで、標高差200mの坂を一直線の線路をガタンガタンとゆっくり登ります。

やっぱりそんな姿は地味だけど、黙々と運行を続けた縁の下の力持ち的なイメージです。

箱根登山ケーブルカーよ、100歳おめでとう。これからもよろしくと言いたいです。

早雲山駅に着いたら、ロープウェイに乗り換えて空中散歩で大涌谷へいって、黒たまごを食べてみてください。

早雲山駅から歩いて5分の温泉民宿「箱根金時荘」の日帰り温泉にもお立ち寄りください。