ゴールデンウィークまで3か月 予約開始の2月です

2022年の幕があけて、1月はもう過ぎて節分も終え春の始まりなのにまだまだ厳冬の箱根です。

そんな2月なのですが、目を細めて遠くを見つめると、3ヶ月後には初夏の香りが漂う5月のゴールデンウィークがぼんやり見えます。

先を見通す仕事の人々は、3ヶ月後なんて現在の事かもしれませんが、山の温泉場でのんびり、来ぬ客を待っている身としては、ハッと今気がついた訳なのです。

それで、少し慌てて、これを読んでくださる皆さんにも「もうゴールデンウィークは3ヶ月後ですよ」とお知らせしなくてはと、投稿しています。

2月の箱根がどんなに寒いかといえば、放射冷却で気温がマイナスの夜中は、水道凍結でお水が出なくなるので、チョロチョロと蛇口を緩めて水を出しっぱなしにします。

ボイラーの送水管も凍ると大変なので、お客様がずっといなくても、切る事が出来ないので、燃料費が大変です。

こんな嫌な2月は早く過ぎて、暖かな3月下旬を待ちに待って、我慢しています。

では、5月のゴールデンウィークの箱根はどんなでしょうか。

昨今、温暖化の影響で、ツツジやシャクナゲが本来の満開の時期が早まって、4月の中旬あたりで見頃になっています。

思い起こせば、昨年の桜などは、入学式ではなく、卒業の時期に咲いたりしませんでしたか。

この写真は、去年の富士山へ続く桜の道です。

4月になれば暖かな日差しの中で桜と富士山を見ることができます。

御殿場の東山湖(ひがしやまこ)は、釣りができる人工湖ですが、周囲が桜でぐるり満開の時は、すごく綺麗です。

寒い時は、春をイメージしながら、乗り越えるのも楽しいです。

では、ゴールデンウィークの箱根はというと、芦ノ湖の湖岸にある「山のホテル」では、ツツジのお庭が開放されて、観光客の目を楽しませます。

ここ最近は、コロナの影響で開園しているかは、定かではないですが、入園料を払ってみた覚えがあります。

仙石原では、日帰り温泉にも入れる「ホテル花月園」でお庭を見ることができて、何年か前の満開がこちらです。

車で家族でdoor to doorで現地に訪れるのも良いですが、オミクロンの感染がピークアウトして、収束するのであれば、渋滞を避けるために、箱根登山電車や、ケーブルカー、ロープウェイを利用した箱根周遊をお勧めします。

テレビの糖質オフの缶ビールのcmで、焼き鳥や唐揚げをじっと見つめる男性に、「飲みたいでしょ、これをガブリと食べて、ビールをゴクっと飲みたいでしょ」と女性が囁くcm。

ねえ見て、「入りたいでしょ、白い濁り湯温泉に、すっごく温まる大涌谷のかけ流しの温泉に、今すぐ、入りたいでしょ。」

「食べたいでしょ、裏山から摘んだ(コシアブラ)の天麩羅。」

強羅の温泉民宿箱根金時荘の女将がささやいております。

ご予約お待ちしています。