箱根で1番のホテルのラウンジでお茶はいかがですか

節分を前に、春が近づいているなんて微塵も感じられない今日この頃です。

温泉民宿の箱根金時荘では、宿泊よりも日帰り温泉のご利用の方が多くなりまして、皆様ありがとうございます。

お泊まりのお客様がいらっしゃいますと、3時以降の日帰り温泉のご利用をお断りすることもありますが、最近はその心配もありませんが、一応は電話でお確かめの上ご来館くだされば、安心です。

昨年11月から、感染防止対策の一環として、トイレの非接触機器への変更工事が1月末に終了しまして、やっと安心しました。

皆様を嬉しい気持ちで迎え入れ準備が整いました。

温泉はとても気持ちよく、温まります。

休館日の今日は、箱根で1番歴史のあるホテル、宮ノ下温泉にある「富士屋ホテル」で、コーヒーとケーキを頂いてきました。

最近私がハマっている、ホテルのラウンジでコーヒータイムを試しているのです。

先日は、仙石原にある「ハイランドホテル」でとても癒しの時間を過ごしました。

2回目は、ここを経験しないで、箱根を語れないでしょうと思いまして、歴史あるホテルに入ってみました。

まだチェックイン前のラウンジはとても静かで、ガラス窓の向こうに滝が流れる日本庭園を見ながら、天井を見上げると、梁に彫刻があしらってあって、照明はお雛様のぼんぼりのようで、平安時代にまぎれ込んだようでした。



青いゴブレットにお水が注がれて、シュガーポットは顔が写るくらい鏡のように磨かれていました。

コーヒーが登場しました。

富士屋ホテルですから、富士山の絵付のカップアンドソーサーです。

焼き林檎にアイスクリームが添えられて、シナモンシュガーが甘すぎたのですが、雰囲気に飲まれて、満足しかないです。

創業明治11年という歴史のあるホテルですから、是非ジョンレノンが泊った部屋なんて見てみたいものですが、玄関ホールや階段や、婦人のトイレなどにそれを感じることができます。


箱根に訪れた折には、こんなふうにコーヒータイムに歴史あるホテルを体験するのも良い時間を持てると思います。

クラシックホテルでの非日常を経験して、少しかしこまって気疲れしたら、庶民的な雰囲気の温泉民宿で、手足を伸ばして、白い濁り湯温泉を味わってください。

肩こりが和らいで温まること請け合いです。

皆様お待ちしています。