春休みはふきのとうが顔を出す 箱根へ行こう

春に3日の晴れなし、と言われるように、今日は雨でとても寒く冬に舞い戻ったようです。

明日からの3連休は、春らしい暖かい日になるという予報です。

朝、太陽の光を浴びると、ウキウキしてテンションが上がります。

どこかに行きたい気持ちになりますね。

箱根の玄関であります、箱根湯本駅の駅周辺を賑わしているのは、春休みを謳歌している若ものたちです。

若い男性グループやカップルや綺麗な若いお嬢さんグループなど、箱根湯本のお土産通りは、若者で溢れています。

スウィーツを食べたり、魚介の串焼きを食べたり、揚げたての蒲鉾を買うのに並んだりしています。

私の運営します温泉民宿に出入りする業者の方達に、今の観光客の動向を聞くと、混んでいるのは箱根湯本ばかりで、芦ノ湖や、大涌谷や仙石原などは渋滞することもなく、静かなようです。

まだ子供たちが春休みではないので、家族連れや熟年者たちが旅行に出るのは、3月下旬からでしょうか。

当館も3月の連休から下旬へと予約状況が以前のように戻ってまいりました。

まん延防止等重点措置期間が全面解除になるので、やっと以前の営業に戻りつつありますが、感染症対策を十分に講じて営業していきます。

さて、陽気があたたくなって、家族連れや熟年者が多く観光していたところは、小田原と箱根湯本の中間に位置する風祭にある「鈴廣」でした。

桜満開

国道を走っていても、見事に満開の桜を見て、そこに駐車場があれば、ついつい車を停めて、桜の下から見上げてしまいます。

道路の両側に展開する、鈴廣は小田原の名産品の蒲鉾の会社です。

蒲鉾製品のお土産、干物類や箱根土産など、レストランやカフェもあります。

カフェの前には、登山電車が置かれていて、鉄道好きに限らず子供から大人まで興味を引かれます。

そしてカフェでは、クラフトビールが飲めるし、おつまみは、蒲鉾が専門のお店ですから、その種類は50位あって、きっと何を食べようか、すごく悩むと思います。

ビールだけではなく、コーヒーもあります。

桜を見ながら、ビールやコーヒー、カフェの横には、ビュッフェ形式のレストランもあれば、蕎麦屋さんも、お懐石の日本料理の建物も建っています。

箱根までの通り道で、小田原名物蒲鉾を試しにいろいろつまんで、一休みするのも楽しいとお勧めします。

蒲鉾を自分で作る体験ができたり、蒲鉾工場見学とか、予約が必要だと思いますが、前もって計画を立てて、自作の蒲鉾を味わうのも楽しい、家族旅行になると思います。

春の陽気に誘われて、箱根の山の中の日が当たる野原には、ふきのとうが顔を出しているので、収穫したものの一部です。

綺麗に洗って、茶色い葉を取って、下処理を終えて、水気を拭いて容器に並べて、冷蔵庫で保管、天ぷらにしたり、蕗味噌を作るためです。

春の地元山菜として、お客様にお出しします。

今日はお彼岸の入りですから、おはぎも作りました。

北海道産の小豆を大きな鍋で、「美味しくなーれ」と唱えながら、あんこを練っていきます。

良い色艶のあんこが出来上がりました。

お彼岸期間限定なのですが、デザートでお献立の中に入るかもしれません。

若者が楽しむ箱根、家族づれが楽しむ箱根、年配者が喜ぶ箱根、と楽しみ方も豊富ですから、多分明日から暖かいですから、ぜひ箱根に遊びに来てください。

箱根金時荘でお待ちしています。