箱根湯本の日帰り温泉湯の里おかだでなめらか肌になる
ゴールデンウィークを前に一息入れるように、雨がしっとり時には強く降る日のことです。
箱根の玄関の箱根湯本駅はいつもの賑わいではなく、やはり雨のせいか少しだけ人通りが寂しい気がします。
雨の日でも、露天風呂でずぶ濡れにならなくても入ることが出来る日帰り温泉を、頭の中でぐるぐる思い描いてみたら、ふむふむあそこが良いなと思い当たりました。
箱根湯本駅前から旅館や温泉施設を巡って運行するシャトルバスが出ていますので、しかも100円という安さです。
目的の湯の里おかだは、湯本温泉場のバス停から橋を渡って、大小たくさんの旅館が立ち並び、細い道をずーっと登っていきます。
湯本温泉場の見晴らしの良い高台にあります。
ホテルおかだ系列の箱根の森というホテルとつながっているので、そちらの宿泊客の方達もご利用になります。
入り口を入って、靴を靴箱に入れてそのキーをフロントに預けながら、入館料を支払い、更衣室のロッカーのキーを受け取ります。
今回100円割引になる、スマホ画面を提示して、タオルは持参したので1、350円でした。
お土産コーナーには、箱根のお菓子のお土産や子供や若い女性が好みそうな可愛いグッズが置いてあります。
大浴場は4Fなので、エレベーターで上がります。
エレベーターを降りると、雨降りでスッキリしていませんが、山々の合間から小田原の海が見えるつもりでそちらの方を眺めます。
緑の中に今は山藤の薄紫色が所々に咲いて綺麗です。
大浴場に入ります。
更衣室は広くて、ロッカーが150くらいあります、渡り廊下を使ってホテル宿泊のお客様のロッカーも決められていて、混み合っていないので広く感じます。
浴室に入りましょう。
体を洗うカランの数も多くて、間を空けて使えるので気分が良かったです。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、フェイスウオッシュが設置してあります。
内湯は広い長方形で、触ると熱くないのです。
温泉が湯船に流れ入る量はとても豊富なのに、温泉温度が38℃くらいなのか、物足りなさを感じました。
露天風呂へ出てみましょう。
露天への扉を出て左側には、寝湯のように腰や背中をほぐしてくれるジャグジーがいつまでも寝ていたい気持ちになります。
右側あにはサウナがあり、広いし入っている人もいなくて、貸切でゆっくり整えたい気持ちになりましたが、5分と決めているので、すぐに出ます。
階段を登って次の露天風呂は、東家の屋根があるので、真ん中にジャグジーがあるお風呂で、ここも少しぬるめの温度でした。
次の露天風呂は大きなお風呂で、ここだけ屋根がないのですが、ちょうど雨が上がってきて冷たい思いをしなくてすみました。
ここの大きな露天風呂の温泉の温度は、やっと熱めで、満足です。
3メートルくらいの高い所から注がれる打たせ湯を、石に腰掛けて、肩や背中を一筋の滝に合わせて、こりを揉みほぐすととても気持ちよかったです。
湯の里おかだの温泉の泉質は、アルカリ性単純温泉、pHは8,7です。
無色無味無臭で、肌になめらかにまとわりつく、湯上がりにぬるっと感を感じる温泉です。
温泉の効果を感じるには、シャワーで洗い流さない方が良いのですが、無臭と知っていても、いつもの習性で必ず洗い流してきます。
習性は身についてしまって、私の温泉は大涌谷の掛け流しの白い濁り湯で、硫黄の匂いがする温泉ですから、洗い流してその匂いを消してしまうのです。
更衣室の戻ると、体重計や扇風機の設置ありです。
洗面台はあ12基ありますし、ドライヤーは8台あります。
スキンケアの化粧水や乳液、ヘアブラシもありますから、サービス良いです。
更衣室を出て、3Fにはアミューズメントコーナーがあります。
漫画コーナー、pcゲームコーナーやマッサージ機がたくさん並んでいたり、有料なので、あまり利用していませんでした。
ゆっくり寝転んで休むスペースも広いので、時間を長く使ってそこで休めるのが、日帰り温泉の醍醐味だと思いました。
2Fにはお食事処もありますので、お腹を満たすこともできます。
湯上がりにお定まりの牛乳やコーヒー牛乳の自販機もちゃんとありますから、ご安心ください。
入浴を終えて外に出る頃は、雨も上がって空気まで洗い流されて、澄んでいました。
箱根湯本駅までの道に、天成園という温泉旅館には、鯉のぼりが風に泳いでいました。
もうすぐ5月ですね。
箱根金時荘のお食事処にも、鎧兜を飾りました。
湯本温泉の透明な温泉と箱根金時荘の白い濁り湯も温泉の入り比べなど、お試し入浴などいかがですか。