「千条の滝」は小涌谷駅から徒歩15分で行きつき、水の精が囁いているようです
箱根の玄関の箱根湯本駅から登山電車にのって、35分で小涌谷駅に着きます。
今回は、千条(ちすじ)の滝へ歩いていきます。
小涌谷駅は、温泉アミューズメントパークのユネッサンの最寄り駅であります。
小涌園ホテルが今はホテル「天悠」となっていますが、大小の旅館やホテルが点在している温泉場です。
小涌谷は古くから「小地獄」と呼ばれていて、明治の初め頃には温泉が開発されて、小涌谷温泉として発展してきました。
小涌谷駅で電車を下りて、国道に出たら、この横断歩道を渡って、坂道を5分登っていきます。
坂道を登ってきて、この道案内にしたがってさらにあるいて行きます。
車の進入が規制される地点では、道路は舗装されてなくて、いよいよハイキングモードになってきたら、この看板です。
怖いですね、浅間山まで小1時間のハイキングをしようかなと思いましたが、この看板を見たら、山登りはやめた方が良いですね。
とにかく千条の滝止まりにします。
久々、土の道を歩いて森林浴をしながら、樹木の香り、新鮮な空気を吸って、鳥の声を聞いて、川のせせらぎ、陽の光を浴びるなど、五感を刺激することにより、自律神経機能をバランスよくする効果があるそうです。
馬酔木の木のトンネルで、トトロの世界みたいですね。
樹木の中を歩いて、みちの下には川が流れていますので、ひんやり感があります。
程なく、滝が見えてきました。
緑の中に千のすじがあるような、こんな滝をみて、体に悪いわけがありません。
長い間人目に知られることのなかったこの滝を、小涌谷温泉を開拓した三河屋旅館の創業者が、滝までの道を整備して、この素晴らしさを伝えるために尽力したそうです。
駅から歩いて15分ほどで、こんな気持ちの良い、あまり人出がなくて、こっそりおにぎりを食べたら美味しい場所です。
はるか昔、私が小学校の低学年の時、山登り遠足をした場所でした。
ここから、ハイキングコースは、浅間山を通って、湯本に下りて行って、湯本の日帰り温泉へ、山越えをした芦ノ湯方面へ登って、芦ノ湯にも日帰り温泉はありましたね。
私は、クマ情報が衝撃なので、すぐに元きた道を15分で小涌谷駅に戻ります。
この時期は白い花が綺麗です。
梅雨の晴れ間で、この天気を大切に近い距離で、良いところを探して、癒やされれば最高です。
浅間山まで登っていたら、往復で70分なので、日帰り温泉を探して入ったことでしょう。
ハイキングで運動して汗を流し、さっぱり汚れを落として筋肉痛を鎮めるのは温泉が1番です。
ハイキングコースと日帰り温泉がうまく利用できるように、これから調べて皆さんにお知らせしたいと思いました。