東京のデザイナーズ銭湯PARADISEでととのえるを体験しました

2月なのにゴールデンウィークの気温だというこの日、おしゃれな「デザイナーズ銭湯」が東京にあるというのいで、どんなものか見てきました。

デザイナーズと呼ばれる銭湯とは、今の時代の先をいくアーティストや建築家とのコラボにより生まれた銭湯のことです。

それと対照的に、昔懐かしさを大切にしてより際立たせた「レトロ銭湯」を大好きな人も多いです。

注目のデザイナーズ銭湯の中から、私のタイミングにあった銭湯に行ってきました。

PARADISEは、通常は男性専用施設ですが、毎月10日、20日、30日だけは、女性専用の施設との情報によりタイミングがあったからです。

慶應大学のあります東京の三田はJR田町駅と地下鉄の三田が最寄駅で、私は小田原から新幹線で品川下車、山手線に乗り換えまして、田町に到着です。

途中2020年3月に開業した高輪ゲートウェイ駅を通って、久々上京の私は、お初にお目にかかりワクワクしました。

慶応仲通り商店街の路地を迷いながら歩いて、目的の暖簾を発見しました。

その昔は「万才湯」だったことを今に残す看板があります。

靴ふだをフロントに預けて、キャッシュレスのためのLINE入会手続きを親切に教えてもらいながら済ませて、1時間以内の利用で1500円の平日セット料金にしました。

時間超過でも安心の、靴ふだと引き換えの後払いです。

タオルセットのバッグをもらって、のんびり休憩できるこのスペースまでは、撮影許可です。

落ち着いて風呂上がりをくつろげそうです。

更衣室は木のロッカーで少し狭いですが、BGMが浪曲なのには驚きましたが、真似て唸れる自分の年齢を感じました。

浴室に入り中央にある、映画の階段落ちに出てきそうな木製の大きな階段が目を引きました。

その前にはちょいと発育のとどまった植物があり、南国の自然の雰囲気が感じられます。

体の洗い場は8箇所あり、シャワーはファインバブルな高級シャワーヘッド使用に加え、各々にシャンプー、コンディショナー、ボディソープが設置してあるので気分も上がります。

3つの浴槽のお湯は、温度に変化あると聞いていましたが、はっきり違いが分かりませんでした。

水風呂も3個ありますが、冷たいと感じるだけで、温度差を体感できませんでした。

共同のサウナは6、7人は入れますし、セルフロウリュウできるようにバケツがありました。

畳のようなマットを持って入ります。

サウナ内の匂いも感じず、清潔なサウナでしっかり汗を流します。

タオルのバッグを掛けるスペースもあるので便利です。

さてあの階段上はどうなっているのでしょう。

左右の4脚ずつ、休める椅子があり、しかも畳敷きで欄間の彫刻に和み感があります。

正面の暖簾の中は、個室サウナになっています。

サウナでしっかり汗をかいて、2階の椅子でくつろいで呼吸をただす、ととのえるという心境までは行かないですが、片鱗を垣間見た気がしました。

三田は大学の街で、飲食店を決めるのに悩むほどたくさんの種類のお店で溢れています。

新宿や渋谷と違って、田町を訪れることは少ないかもしれませんが、こんな銭湯もありますよとお伝えしました。