長野県一泊二日渋温泉と上田の松茸の旅

毎年10月に松茸を食べる為に長野を旅します。

今年は10月初旬に長野県の湯田中へ行きました。

渋温泉は湯田中にあります。

長野までは、小田原から新幹線で東京へ行き、北陸新幹線で長野まで乗ります。

長野に降り立ち、まず善光寺を訪ねます。

この日は、10月なのに夏日の暑い日でした。

善光寺は1400年の歴史のあるお寺です。一光三尊阿弥陀如来をご本尊として民衆の心の拠り所として深く広く信仰されています。

本堂では「お戒壇巡り」と言って、ご本尊の真下の真っ暗な通路を巡って、「極楽の錠前」を触って進み出てくると錠前を触ることで、ご本尊と直接ご縁を結べると言われています。

本堂では、びんずる尊者が座して、300年以上も信仰者に撫でられ続け、ツルツルになっています。膝が痛かったらびんずるさんの膝を撫でたり、肩こりには肩をなでなでして、治していただくのです。

長野と言えばお蕎麦ですから、善光寺の参道にある蕎麦屋さんで石挽きの蕎麦粉で打ちたての蕎麦をいただきました。

お泊まりは、長野鉄道で湯田中までいき、渋温泉のいかり屋に宿泊します。

渋温泉では、歴史の宿金具屋が有名で、木造の4階建ての宿は憧れでしたが、予約が取れずにいかり屋さんにしましたら、期せずして金具屋さんの向かいのお部屋になりました。

金具屋さんの趣のある光景を間近に見ることができました。

渋温泉には、9ヶ所の外湯があり宿泊者には鍵が渡されて、9湯巡りができるのです。

1番湯から9番湯まで、はしご外湯ができますが、夕方から雨降りでしたので、温泉を手で確かめるくらいで、お風呂の感じを見てまわりました。

旅館の温泉は、ナトリウム、カルシウムー硫酸塩、塩化物で、pHは⒌7でした。

鉄錆が含まれるのか、タイルなどが茶色くなって、温泉の特異性が現れていました。

40度くらいの入りやすい温度で、肌になめらかにまとわりつく柔らかい温泉で、すごく温まりました。

いかり屋さんは、木造の小さなお宿ですが、アジア系のスタッフが流暢に日本語で対応してくれました。

お食事は、名物の信州牛をお腹いっぱい食べさせてくれて、満足でした。

長野にも箱根同様、たくさんの外国人観光客の皆さまが訪れていました。

長野の温泉地やJRに大きなラッゲージを押しながら、日本のあらゆる所を見て、食べて、体験しているんだと感心しました。

長野の温泉を楽しむ旅、初日はこのように過ごしました、

翌日は、待望の松茸を食する旅です。

お楽しみに。