温泉場のラーメン屋さん  箱根湯本の巻

温泉場のラーメン屋さんシリーズの第2弾です。

箱根湯本には大きなホテルや旅館が多くて、飲んだ後や夜食のラーメンなどは、ホテルのなかにラーメンコーナーとかあったりして、カラオケとともに館内でなんでもできるようです。

箱根湯本駅周辺には、小さな飲食店が沢山ありますが、今はコロナの時期ですから、どこも夕方5時には店じまいになって、それは平日の事かもしれないですが。

箱根湯本のお土産通りのだいたい中央ぐらいに、温泉まんじゅうを焼きながら売っている丸島本店ビルの3Fにあります。

箱根湯本 ラーメン

鯛ラーメンの文字に、気持ち惹かれて、エレベーターで上がってしまいます。

3Fで降りると、すぐに食券を購入します。

鯛のラーメンですから、やっぱり塩かと思いながらも、醤油ラーメン900円に決めました。

ラーメン 鯛
鯛 箱根湯本

出汁は、昆布を使い、しかも羅臼昆布といえば、最高の昆布です。それと真鯛を圧力釜を使ってコラーゲンたっぷりの出汁を抽出したスープです。

生の鯛の切り身がスープでしゃぶしゃぶすると、半分白くなって半生の味わいが美味しいです。

炙り筍と、ズッキーニの歯応えと、キクラゲの食感が鯛のスープとよく絡んですごく美味しいです。

途中で、粗挽き黒胡椒や柚子胡椒で味の変化を楽しんで、鯛のだしと言ってもギラギラした油などなくて、あっさりして白髪ネギが味のアクセントになっています。

箱根湯本駅から出てくるお客様が、店内のガラス窓からよく見えるほど、駅に近いです。

箱根湯本駅 ラーメン

ガラス窓の正面に見えるのは、箱根登山電車と小田急線からの出入口ですから、前を通る国道を渡ればすぐ駅に到着です。

箱根湯本のラーメン屋さんは、ここだけではなく、中華食堂や喫茶店のラーメンとか、いろいろです。

でも、斬新な鯛ラーメンは、出汁が煮干しや鰹節でとった魚味ではないのが良い点で、私の好きなあっさりスープのところがとても良かったです。