秋恒例長野の上田市でマツタケをお腹いっぱい食べました
10月3週の平日は予報では寒くなると言うことでしたが、長野に行ったら晴れ女の異名を持つ友人のおかげで、暖かい行楽日和でした。
軽井沢旅の二日目はいよいよ旅の目的のマツタケです。
10月に入ってマツタケが不作のニュースをテレビで見て、心配でした。
今夏の猛暑と秋になってからの雨不足に起因しているということだったからです。
旅に出れば、そんな心配は忘れ去り、さて待望のマツタケ三昧を食するのは、丸光園です。
去年はホテルの送迎付きで夕食をマツタケ園で食べたので、別所温泉からどのように行くのかわかりませんでした。
今年の丸光園へは、上田駅から上田市在住の知人が送迎していただけたので、今回もどんな道で行ったのかわかりません。
これから小高い山に登っていく道は、すれ違いが困難なほど細い狭い道を登っていきました。
何軒もマツタケ小屋と言われる食堂が点在していました。
その中でも、ズンズン登って一番頂上にあるのが丸光園です。
市街を見渡せる山の上に建っています。赤松の山です。
最初に食べるのは、土瓶蒸しで、大きなマツタケの薄切りが入っていて、ああマツタケの味です。
茶碗蒸しにもマツタケ入っています。ま
予め予約してありますので、グループで座席もセッティングされていました。
鋤の形の鉄板で大きなマツタケを焼きます。
塩、醤油などで食べますが、火が通ってしんなりして、マツタケの汁が出始めたら、そのままマツタケそのものの味を楽しむのがいちばんの食べ方だと思います。
マツタケの天ぷらはマツタケの汁を衣で閉じ込めて、マツタケのおいしさが一番の調理法だと聞きました。
すでにお腹がいっぱいになって来たのに、ここからマツタケと鶏肉のすき焼きです。
食べ進めていくと、うどんも加えて、きのこや太い糸蒟蒻が中からわんさか出てくるのですが、これは3人仕様の鍋です。
すき焼き風ですから、お汁が多くて甘さがくどくないあっさりなお味なので、箸が進みます。
最後に炊き込みご飯です。
お腹いっぱいで、「もう食べられません」という人には、パックに入れてくれます。
お土産用のマツタケご飯は、大が1200円、小が750円でお持ち帰りできます。
マツタケの風味を大切にして、薄めの調味料になっています。
マツタケ三昧御膳は12000円とあり、とても贅沢ですが、1年1度の大好きなマツタケを食べることですから、残さずしっかりお腹に入れて、また来年もここに来ることができますようにと感謝しました。
ところが、丸光園は今シーズンを以て、廃業するというのです。
そんなあ。嘘でしょ。しかないです。
来年は、少し麓に何軒かの看板が出ていましたので、そちらを探していきましょう。
今回はスーパーでもお土産屋さんでも、地元産のマツタケは売っていませんでした。
美味しいマツタケのために、来夏は猛暑にならずに、そこそこの雨量をお願いします。