三島の柿田川湧水公園で木漏れ日さす神秘の湧水を眺めていよう
カレンダーを見れば9月最後の日です。
暑い9月が終わろうとしています。
そして昨夜の満月は仲秋の名月だそうな、しかしながら雲に隠れてお月様の姿は見えませんでした。
せめての月見団子だけでも供えました。
つい先日、暑さが戻って猛暑日を記録した日に、箱根のお隣の県であります静岡県の三島に行ってきました。
三島は、東海道の宿場を数えると、箱根宿の次の宿場が三島宿です。
国道1号線をずっと進んでいくと、箱根峠から国道の脇道に三島方面に舗装されていない山道が続いています。
昔々の旅人たちが足だけを頼りに旅をした道です。
箱根関所を超えて、伊豆方面の温暖な地域への通過点の三島です。
三島には、天然記念物であります柿田川湧水公園があります。
綺麗な水が湧き出て、全長1200mの柿田川となり、狩野川と合流して太平洋に注いでいます。
湧水の源となるのは、40km北の富士山に降った雨や雪なのです。
これらが地下水となり、8500年前の富士山爆発でできた三島溶岩流の間を長い年月を経て流れて、ほぼ無菌の上ミネラルを含んでいるという、素晴らしい湧水なのです。
トウトウとこんなに広い川となります。
1日100万tの水量が湧き出るのですから、こんな川になるのです。
三島市内には小さな流れが町中に流れて、清らかな美味しい水により作られる名物はうなぎです。
公園内には、水遊びの場所も設けられ、木陰の中で夏でも楽しく遊べます。
貴船神社もあります。
公園入り口の噴水は涼しげで、ベンチも多く設けられて、ピクニック気分でお弁当を持参してゆっくり過ごすのに最適です。
この日は芝生の手入れを職員の方が、芝刈り機に乗って運転していました。
三島市街地にある柿田川湧水公園は、広い道路のすぐ脇にあり、こんな静かな木漏れ日の中で、清らかな水が湧き出るところを見ることができて、とても不思議な気持ちになります。
箱根宿のお隣の三島宿のお話でした。