金時荘のでっかいおはぎはこちらです
お盆です。
地域により、8月のお盆と7月のお盆があり、私のご先祖さまは、7月13日に迎え火をたいてお迎えしました。
甘いものが好きな家系なので、ご先祖さまにお供えするおはぎを作りました。
前日から小豆を水につけておきます。
一晩水に浸けると小豆が水を含んでお豆が膨らみます。
火にかけて、沸騰したら茹でこぼして、水を変えるのを、2回繰り返します。
ここから小豆の芯がなくなるまで柔らかくなるまで茹でていきます。
こんなにふっくら茹で上げられました。
ここから砂糖を入れて、気長に練っていきます。
砂糖を加えると水分が上がってくるので、水分がなくなるまで焦げ付かないように練っていきます。
ヘラを使って、鍋そこを擦るように練っていきます。水分が煮詰まって濃度が増して、鍋底が見えるようになれば、モーゼの十戒のようになったら火を止めます。
あんこの完成です。艶が出てよく煮えました。
おはぎの中の餅米は炊いてから、1個65gに柔らかく握ります。
さらし布の布巾にあんこを伸ばして、餅米の握りに付けていきます。
5個入リ、3個入りパックに詰めます。
おはぎの総重量は172gから183gの大きいものもありました。完成です。ここが手作りの良いところで、全く同じものが作れないですが、ハンドメイドの良いところでしょうか。
糖質オフを実行している人には、あまり勧められませんが、食べてみたら、あんこにコクがあって、ただ甘いだけじゃなくて、美味しかったです。
今回も上手に出来たと思います。
おはぎを作る様になった、初めては、今から25年くらい前に、娘の保育園でバザーの出し物として、母があんこを練っておはぎを30個作って出しました。
当時は、押し入れにしまってある、タオルや、湯呑み茶碗のセットとかをバザーに出すのが定番ですが、クッキーやパンが多い中、おはぎは珍しさもあり、すぐに売り切れになりました。
それ以来、春秋のお彼岸には必ず作っています。
お彼岸にお泊まりのお客様にも、デサートとしてプチサイズですがお出しすることもあります。
お砂糖の量などは、季節によって変わり、春のお彼岸は、砂糖の量が多くなり、逆に9月のお彼岸は、まだ気温が高くて暑いので、甘さをそれほど欲しないのか、砂糖の量が春より少なめです。
母と、私と、家族の味みによって、このくらいの砂糖加減で良いと甘さが決定されます。
大切なのは、ほんの少しの塩加減です。
塩が甘さを決定づけるポイントで、毎回難しいです。
同じ味のあんこは、二度と作れません。
いつも待っていてくださる方々に、食べていただいていますが、93歳の母が元気であんこを練ってくれる体力がある限り、いつまで食べれるかわかりませんが、美味しいおはぎを作ってこらおうと思います。