箱根西麓野菜の三島馬鈴薯で作る冷製じゃがいもスープ
自然豊かな箱根で地産地消の野菜はないだろうかと探しましたが、箱根での野菜は求められませんでした。
私の祖父の時代は、この地で畑を作って自給自足の野菜生活はあったそうですが、その頃はまだ温泉民宿は始めていない時代でした。
昔、箱根で他所の小さな田んぼだった土地も、だいたい宿泊施設や、美術館などの観光施設に開発されて、箱根温泉地となりました。
今は、箱根西麓野菜として味わえますが、箱根の西の麓の畑とは、箱根から三島に続く国道1号のなだらかな斜面一面が生産地になっています。
どちらかいえば、三島の野菜のことなのですが、温暖な気候でスクスクと育った健康的な野菜です。
この時期、採れ始めるのが馬鈴薯で、三島馬鈴薯と銘打っています。
そんなとれたてのじゃがいもを使って、簡単に作れるというジャガイモの冷たいスープ作りに挑戦します。
レシピを教授してくださいましたのは、小田原の自転車屋さんです。
簡単だ、の言葉に乗せられて、スープ作ります。
三島で仕入れた野菜たちです。
まず、じゃがいも4個使います。
一口大に切ります。
玉ねぎ4分の1は、スライスにします。
牛乳コップに1杯半なので、大体300ccくらいじゃがいも、玉ねぎの入った鍋に入れます。
1かけのバターも鍋に入れます。
1つまみの岩塩を入れるのですが、すでにミルしたミネラルたっぷりのヒマラヤ岩塩を使ってみます。
蓋をして10分ほど弱火にかけます。
じゃがいもが柔らかくなったら、フードプロセッサーに入れて、ムース状にします。
ムースのとろみ具合を見て、牛乳を垂らしながら調節します。
冷蔵庫で冷やして、器に盛ります。
エキストラバージンオイルをちょいと垂らしますと風味が増します。
新鮮な三島馬鈴薯で作った、冷たいじゃがいもスープのお味は、じゃがいもの甘味が口のなかに広がり、滑らかなムースは適度に存在感があり、簡単すぎるのに、美味しく出来上がりました。
多分昔ながらに作るなら、じゃがいもや玉ねぎを牛乳で柔らかく煮た後は、漉し器とヘラで濾す作業を経て、滑らかにするのでしょう。
フードプロセッサー恐るべし、ブレンダーとか、今は便利なキッチン用品が溢れていますから、時短調理ができるのです。
写真を見ると、もう少し牛乳を加えてサラリとしたほうが良かったのかもしれませんが、じゃがいも濃厚スープと題しても良いほど、濃厚スープでした。
三島馬鈴薯でなくても、北海道とか各々地元産のじゃがいもを使って調理して見てください。
簡単、美味しい一品です。
三島へ出掛けたついでに、パンケーキも食べてきました。
伊豆.村の駅にあるTAMAGOYAはエッグタルトやプリンが有名ですが、ブリュレパンケーキをがどんなものか試してきました。
表面をバーナーで焦がして、真ん中にはバニラアイスクリームが挟まれている、カロリー超高いデザートというよりは、お食事でした。