湯本温泉 <湯の里 おかだ>ゆっくり休んで下さいの思いやりを感じる温泉

湯本温泉場の奥の奥に建つ「湯の里 おかだ」へは、箱根湯本駅前から、施設送迎バスに乗って、片道料金100円を払って約5分で到着します。

湯本駅前の商店街を抜けて、湯本温泉場を左折したら、早川にかかる橋を渡って、老舗の蕎麦屋さんやいくつも立ち並ぶ旅館、ホテルの外観を見比べているうちに、坂を登って到着します。

これだけ登ってくるのだから、歩いてでは大変です。

やっぱり100円払っても送迎マイクロバスが便利だと思いました。

玄関を入り、シューズボックスの鍵を渡して入館料1450円を支払い、ロッカーのリストバンドをもらいます。

もうこの作業は慣れたものです。

湯の里 湯本温泉

4Fがお風呂ゾーンなので4Fへ上がります。

温泉 湯の里
日帰り温泉 湯本温泉

さすがに眺めが良くて、休憩用の椅子も自販機もあるので、景色を眺めながらゆっくりできます。

さて更衣室に入ります。

広くて、今回は4時近いのに空いています。

ロッカーは210もあり、ベビーベッドや椅子や縁台もありますので靴下を履くのに便利です。

浴室に入ります。

内湯は長四角の大きい浴槽が一つあり、カランが18個あります。

シャンプー、コンディショナー、ボディソープがそれぞれ付いていて、人があまり居ないのでゆっくり洗えます。

内湯は41℃位か、ちょうど良い温度で、温泉の流れ口から豊富に入り込んでいます。

次は露天のお風呂の探検です。

まず、全身ジャグジーの寝ながらタイプが四人分で、ずっと入っていたいくらい楽ちんです。

次は石の階段を登って中央にジャクジーのある浴槽でコリをほぐし、もう一つの深めで広めの露天風呂で、しかも温度が少しだけ熱いので私好みでした。

そこには、腰の位置のジャグジーと2本の打たせ湯があって、こっているところを温泉にあてて自分で調節します。

バラエティに富んでいます。

サウナもありました。

余裕を持っても5人は入れそうですが、今の時期は先に入っているとわかるとなんとなくその人が出てくるのを待ちます。

砂時計がなかったので、時計を見て5分で出ることにします。

水風呂には入らないで足に水をかけて、また1周りそれぞれの浴槽に入ります。

更衣室に戻り、大きな扇風機でのぼせを静めて、洗面台は12個、ドライヤーは7個、スツールも7個、ブラシとティッシュが設置してありました。

泉質の掲示を見ると、アルカリ性単純温泉、無色透明無味無臭、pH8.7で、自家源泉なので湯量が豊富です。

浴室を出て、3階に無料の休憩室があるというので下りてみると、無料のマッサージ機が合計10台もあり、しかも大型のしっかり足先から首の上まで揉みほぐすタイプの機械です。

コインを入れるところがないので、太っ腹です。

漫画コミックスも本棚にぎっしり並んでいて、好きな人には嬉しい時間の使い方ができます。

私は窓の外の景色を見ながら、マッサージが気持ち良いです。

湯量豊富な温泉に緑の景色の中で浸かり、お風呂を出たら無料のマッサージ機で、時間を気にせずに癒されるのは、この施設のお客様への心遣いを感じました。

いつもなら、ホテルおかだの宿泊客もこの湯の里へ自由に入るので、空いていることはないのでしょうが、当日はホテルが休館日だったようで、思いがけずとても空いていて、ラッキーでした。

お食事処もあるので、食事もできますし、食事やタオル、浴衣が付いたセットコースが3300円で利用できるのも便利です。

やっぱり平日利用が空いていて良いですね。