雨の日、紫陽花、電車に乗って
近場、乗り物一人ツアーを開催しました。
箱根金時荘の最寄り駅は、早雲山駅です。
今回は、ケーブルカーに乗って、箱根湯本駅へ山を下りてゆく小さな旅をします。
早雲山駅は、リニューアルしてきれいになり、エレベーターも設置されバリアフリーになっています。
2両編成のケーブルカーは、腰掛けるシートの柄が、箱根の名産品の寄木細工柄でとても可愛いです。
早雲山から箱根湯本までチケット代は、840円でした。箱根をぐるぐる電車バスを利用するなら、1日券と2日間利用するなら、フリーパスとかありますから、検討してみてください。
途中駅には、大正3年に開園した強羅公園の下車駅とかありますから、散策の予定に加えても良いかと思います。
終点強羅駅に着いたら、登山電車へホームからホームの乗り換えです。
登山電車の沿線は、紫陽花が植えられていて、アジサイ電車期間が設けられ、ライトアップしたアジサイを、指定席の車窓からゆっくりとみられるイベント電車も、今年もころコロナ禍で開催されないかもしれません。
強羅から2つ目の小涌谷駅は、千条の滝への最寄り駅です。
さて沿線のアジサイの咲き具合はどんなものか、調べてみます。
走っている電車から写すのは難しいです。
これは強羅と湯本の中間地点の大平台あたりの咲き具合です、まだ満開ではないですが、ピンクや青、白と鮮やかに咲いていました。
前方がよく見えるように、運転手さんのすぐ後ろを陣取っての、鉄子さんです。
強羅から、箱根湯本までトンネルが7個ぐらいあり、途中乗り降りできない駅に2箇所、停車します。
坂とカーブが多い線路を運行するには、スイッチバックという方法で運行されます。
富士登山のように、ジグザグに登って行ったり、下りて行くので、運転士さんと車掌さんが入れ替わり、先頭車両が入れ替わります。
電車は40分かけて、箱根湯本駅に到着しました。
箱根湯本駅前の国道1号線です、お正月の箱根駅伝で大学生が走る道、向こうが芦ノ湖方面へ続く道です。
お土産物やさんが立ち並ぶので、お土産通りとも言います。
足元を見たら、歩道のタイルが寄木細工の模様になっていています。
アーケードの天井を見上げると、箱根駅伝のイラストが続いていました。
お土産通りにはいろいろなお店があって、エヴァンゲリオン関連や、この看板はとても興味を惹きますね。
お腹が空いたのでお昼は、山そばでお蕎麦にしたいと思いました。
お昼時なので、程よく混んでいて、冷たい天ぷらそば1250円はこちらです、ここのそばは自然薯が多く入っていると昔から評判で、少し太くて食べ応えがありました。
天ぷらはからっと美味しい、緑はどじょうインゲンだと思われ、最後に蕎麦湯が美味しくて、お茶がわりにレンゲに注いで飲んでいました。
甘い物のお土産も忘れずに、プリンや、縁結びのおまんじゅう、モンブランもいかがでしょう。
帰りは、直接箱根金時荘すぐ近くのバス停「早雲山駅入り口」でおろしてくれる、伊豆箱根バスの「箱根園」行きにのってスイーと帰ります。
往復3時間半の小さな旅を満喫しました。
当館にお泊まりの時の2日目の旅のスケジュールの一つに加えてみてはいかがでしょう。