箱根17湯の湯めぐりのはじまりは好奇心
皆さまこんにちは、今日は物凄く寒くて、雨降りで、こんな日こそ、白い濁り湯に肩まで浸かって、思わずぎゅっと目を閉じていたいですね。
今日の男湯の様子です。最近はこのように湯の花が多くて、白さが増しています。
なんか温泉の濃度が濃い感じがします。
私は、かつてお風呂と言えば、生まれた時から白い濁り湯温泉しか知らないので、「そんな温泉に毎日入ることができて羨ましい」と言われる事が不思議でした。
白い温泉、透明温泉、茶色い温泉、硬い温泉、柔らかい温泉。
箱根の温泉は、箱根7湯から始まって箱根17湯へ。
箱根の温泉の起源は、歴史書等によれば万葉時代にはその片鱗が見られ、鎌倉時代には、既に歴史の将軍や家来が箱根権現への参詣や湯治のための温泉が、湯本や芦ノ湯にあったそうです。
現在の湯本、芦ノ湯の日帰り温泉では、鎌倉時代から続いている温泉に入って、先人が傷を癒す姿を思い浮かべたり、戦国時代の秀吉や北条氏が宮ノ下、底倉、木賀、堂ヶ島温泉を隠れ湯としていたと述べ伝えられています。
箱根の住人でさえも知らない温泉の事を調べてみたら面白いのではと、毎日私は、白い濁り湯温泉に入っているけれど、1種類の我が家の温泉しか知らないのに、温泉に詳しいつもりでいたらよくないので、17湯を全クリしてみようと決めたのです。
日帰り温泉施設や旅館、ホテルの立ち寄り湯を探訪するのは、温泉民宿を営む自身にとって、とても勉強になり数々のヒントを得られるからです。
最近では、温泉女子だけでなく温泉男子がグループで温泉めぐりを楽しんでいます。年配者だけじゃないんです。温泉大好きなのは。
箱根17湯を日帰り温泉を中心に入浴体験して、泉質や温度、温泉の色や臭いなどを温泉別に調べたことを書いてみます。
金時荘から、そして初めの箱根7湯から17湯へ、箱根の温泉を広く知っていただいて、皆様にも温泉入り比べを試していただければ良いなと思っております。
当館内の掲示板に、とても拙い自作の温泉マップを張り出して、今までに入浴体験した施設などを、書いています。
こんな温泉に入りたいとか、自分好みの温泉を探すヒントにしてもらったり、新しい発見となれば良いと思いまして下記に箱根17湯を温泉地別に掲げて、一覧にしましたので、参考にしてください。
箱根17湯
木賀温泉 ナトリウムー塩化物線
ナトリウム・塩化物泉 無色透明
アルカリ性単純温泉 無色透明
硫酸塩、炭酸水素塩泉 無色透明
二ノ平温泉ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉 無色透明
以上