湯本温泉 <箱根の湯> ジェットバスや寝湯で楽々サラッとあったまる湯量豊富な温泉。

湯本温泉には日帰り温泉施設がたくさんあります。

箱根の玄関である箱根湯本駅から各宿泊施設へは、箱根湯本温泉旅館送迎シャトルバスが運行してますので、とても便利です。

オレンジ色のマイクロバスで、有料なのですが、片道100円ですから安くて良いです。

一時間に2本出ていて、3通りのコースがありますので、目的の旅館へはコースを間違わなければ迷わずに到着できます。

今回の目的地である<箱根の湯>は、Bコースの早雲通り線に乗り7分ほどで到着です。

箱根 湯本温泉

玄関を入り、券売機で大人1100円のチケットを買って入場します。

チケットと引き換えに番号が書かれたロッカーキーをもらいます。

更衣室にはロッカーが102個あり、スツールは所々に6個、縁台は3個、洗面台は3個、ドライヤーは5個設置してあります。

混み具合に応じたロッカーナンバーを渡してくれるのか、他のお客様と距離があるので、服の脱ぎ着がしやすいです。

浴室に入ってみましょう。

体を洗うカランは12個あります。

浴槽に入ると、長四角の内湯は42.5℃の目盛を指していて、広くて気持ちよく、サラッとしているのに肌にまとわり感もあり、色は透明で無臭です。

露天風呂に出てみましょう。

床は平面で歩きやすく、腰のあたりにちょうどよくジャグジーが出るジェットバスや浴槽の底からジャグジーの勢いが強すぎて手すりに捕まらないと歩けないような強いジェットバスとか並んで次々入れます。

肩に気持ちよい打たせ湯や、寝湯と言って背中や腰にバブルでマッサージしてくれ、仰向けに遠くの山を眺めて、いつまでも寝ながら入っていたくなります。

寝湯は4台なので、ゆっくり入るには平日の空いている日が良いです。

箱根の湯は旅館が何軒も隣立し民家も多い地区なので、坂の上に立っている建物ですが、露天風呂の周りはぐるりと竹で囲ってありますが、その向こうにかすかに自然が見えます。

風は箱根の澄んだ空気を運んでくれるので、とても気持ち良いです。

自家源泉からの露天風呂や内湯はとても湯量が豊富で、泉質はナトリウム、カルシウム、塩化物、硫酸塩泉、P.H7.9の弱アルカリ性です.

内湯から露天風呂へ5種類のお風呂をぐるぐる巡って入れば温泉回廊とポスターに書いてありましたが、本当にそう思いました.

更衣室に戻ると、扇風機があり、ヘルスメーターもありますからしっかり体重をチェックできます.

浴室を出ると、飲み物の自販機がありますし、お蕎麦コーナーもあり、お土産物も売っています。

こじんまりとしたスペースに、地元で取れたかキャベツが安かったので購入して、アットホームな親近感を持って施設を後にしました。

湯本駅とは反対の道へ進むと、東海道の旧街道なので、寄木細工で有名な畑宿へ通じています。

寄木細工の実演を見ることもできるので、お好きな人は繊細な模様がどのようにできるのか、小物の体験製作もできるので調べてみるのも良いですね。

畑宿からは、健脚であるなら旧街道石畳を登って芦ノ湖まで歩くことができます。

石畳ですから、雨上がりや小雨の日は滑りやすいので気をつけて歩いてください。

石畳は芦ノ湖の方からも歩いて降りられますから、汗をかいた疲れた体を、箱根の湯で労ってあげてください。