湯本温泉 <湯本富士屋ホテル>箱根の玄関のホテルの大浴場でジャグジーに静かにはしゃぐ温泉
新宿からのロマンスカーが終点の箱根湯本のホームから見える高い建物が、湯本富士屋ホテルです。
ガラス張りのエレベーターが上にいったり、下がったりするのを見ているのも面白いです。
湯本駅をでて坂道を登って、湯本富士屋ホテルの玄関に入ります。
大浴場早雲は2Fなので、エレベーターで行こうとドアが開くと、さっき見たガラス張りです、2Fだからすぐ着いてしまうのです。
この通路を進んで湯処早雲に向かいます。
大人の入浴料金1800円です。靴を入れる袋とタオルセットをもらって更衣室に入ります。
靴を袋にしまってロッカーまで持っていき、ロッカーが60人分あることを確かめます。
すぐに目に飛び込んだのは、湯上がりに水分補給ができる、レモン水の冷水タンクです。
さすがホテルですね。
浴室に入ると、プールのように長く広い内湯です。
真ん中でジャグジーの泡が激しくボコボコ沸いているように見えます。
カランやシャワーは14個ありますので、平日の2時過ぎでは体を洗うのにもまだカランに余裕があります。
シャンプー、リンス、ボディソープ、洗顔フォームが設置されていて、洗顔ピーリングで顔を洗うとボロボロ顔の角質が落ちて汚れを一掃できました。
広い湯船に入ってみると、熱くなくて温度計の表示が見当たらなかったですが、更衣室の泉質分析表に使用位置は39℃〜41℃とあったのを思い出し、少しぬるめだと思いました。
万人が好むじっくり温まり、安全な入浴温度だからでしょう。
露天風呂は、岩風呂と木のお風呂の2つありますが湯船の素材が違うだけで、同じ温泉なのに感触が違うのがわかります。
岩のお風呂は露天と言うこともあり、よりぬるめに感じるし、木のお風呂は木の匂いもプラスされ、柔らかい温泉に感じます。
豚の焼物の中の香取線香が虫や蚊から私たちを守ってくれています。
サウナもありまして、座るときに敷くバスタオルの用意があって清潔にと気遣いを感じます。
砂時計5個が等間隔にあるので、この砂が落ちるまで我慢して整えようと思いますよね。
砂時計の終了タイムがきたら、デトックスした気になりました。
水をかけて汗を流し清め体を鎮めてから、それぞれの湯船にもう1回り入ってから出ることにします。
更衣室に戻ると、大きな扇風機が勢いよく風が気持ち良いです。
ヘルスメーターやスツールもありますし、洗面台は7台でドライヤーも7台で椅子も7脚ありますから、その前に置かれた化粧水、乳液を顔に試しつけてその仕上がりの具合を確かめます。
かかとがツルツルになるクリームは本当にツルツルになって良い結果が出ました。
ホテルだけあって、入浴料金的にも高いのでアメニティもブラシ、カミソリ、綿棒、コットン、シャワーキャップと種類豊富でした。
湯本温泉の泉質は、アルカリ性単純温泉で、p.H8.7で、無色透明無臭です。
やわやかく肌にまとわりつく温泉でした。
水分補給のレモン水は冷たいですが、しっかり酸っぱさを感じてさっぱりしてとてもおいしかったです。
大きなリゾートホテルですから、レストランやラウンジがあるので、美味しそうな写真に誘惑されて、折角汗をかいて痩せたのにパフェなんて食べてしまいそうです。
これからの季節は、夕涼み処にズラーと椅子が並んでいるので、時間があるのなら湯上がりの火照りをゆっくりさましてから帰るのが良いと思います。
広々として開放感があって、清潔な館内や浴槽にとても癒されました。
箱根観光が雨の日に当たってしまったら、日帰り温泉のハシゴでもして温泉入り比べなどもお勧めします。