元箱根温泉 <レイクホテル>  疲れた脚を癒すのには効果てきめんとろりん温泉

箱根の真ん中にドンとあるのは、芦ノ湖です。

芦ノ湖へは、直接バスに乗って一直線に行くのも良いですが、箱根登山電車に乗って次にケーブルカーとロープウェイを乗り継いで行くののも良いです

旅そのものがアトラクションで次々出てくる乗り物にワクワクします。

何度も書いていますが、箱根の玄関は箱根湯本駅ですから、そこから登山電車でガタンゴトンと揺られること40分で終点強羅に到着します。

箱根登山電車

電車を降りて歩けば自然とケーブルかーへと続いていて2020年に登場した赤色と青色の2両編成が強羅駅と終点の早雲山駅から出発して真ん中ですれ違う所要時間10分なのに途中に4つの無人駅があります。

終点早雲山駅に到着です。

この先ロープウェイに乗り換えですが、改札までの間に夏祭りの花火大会でも有名な「大文字山」が正面に麓から山頂まで全部見渡せるテラスで足湯につかりながら、「cu-mo箱根」の雲をイメージしたドリンクやパンで休憩。

強羅 大文字山

さていよいよロープウェイの空中散歩です。

白や赤、青色のゴンドラが3分ぐらいの間隔で駅に入って来るので駅員さんの誘導の元、乗り込みます。

ゆっくりゆっくり鉄柱を通過する時だけガタンと小さく揺れて、空中移動を実感します。

10分ほどで大涌谷の噴煙が谷底から吹き上がるロープウェイの中で一番のメインイベント地点に差し掛かると、どのようにロープを張ったのだろうかと谷底を覗き込み驚くばかりです。

箱根 大涌谷噴煙

ちなみに私の運営する箱根金時荘の先代時代にロープウェイを建設する作業員たちが完成まで滞在していました。毎日油まみれだった人たちの話を先代から聞いたものでした。

大涌谷で途中下車して黒たまごを食べましょう。1個食べると7年長生きするというのでぜひ長生きしたいです。5個500円です。

再度ロープウェイに乗って桃源台終点を目指します。ここからはロープウェイが芦ノ湖に向かって滑るように流れるように進んでいきます。

体力が有り余っているのなら、桃源台までのハイキングコースで降りて行くのも良いです。

桃源台駅から歩いて人気の「箱根 芦ノ湖 はなをり」の綺麗な外観を見ながら5分ぐらいで、今回の日帰り温泉の「箱根レイクホテル」シンプルな外観で静かな感じのホテルに到着しました。

箱根  芦ノ湖

フロントで1200円を支払い記帳して、フェイスタオル付きなのでいただいて廊下を通って女子風呂へと向かいます。

ホテルのお風呂なのでアメニティとかシャンプーとかどんなかなと期待してしまいますが、期待通りアメニティは充実しているし、クレンジングや洗顔フォームもあり、シャンプー、リンス、ボディソープはとても良い香りでした。

更衣室には24個のロッカーがあり、体重計も設置してあり、パウダールームにはドライヤーが4つありました。

浴室にはカランが6個あり、半楕円形の浴槽で広いです。

泉質は硫酸塩、炭酸水素塩線で中性、低張性とあります。ほのかな硫黄臭があり、無色ですが手にはサラッとまとう柔らかい温泉です。

P.H7.1で箱根高原ホテル自噴温泉と書いてあります。

42℃なので私にはゆっくり浸かれる温度であったまります。露天風呂は1人用の樽みたいで、繭をモチーフにした形状のサウナが設置してあるのですが現在は使用中止でした。

湯上がりはやはりポカポカほんわか持続してとてもきもち良いです。

日帰りでお風呂の様子を知ることで、「宿泊してみたいな」とお客さまに思ってもらえたなら、次回の宿泊の予約に繋がるのでとても勉強になる日帰り温泉巡りです。

外へ出たら桃源台の駅から観光船に乗って湖の風に当たるのも良いですが、くれぐれも風邪をひかないようにしましょう。

桃源台周辺には見て回る施設もないので、対岸の箱根町港へ観光船で渡り関所やおみやげものを探すのも楽しいです。

お腹が空いたなら唐揚げ専門店の「箱根唐揚げ KARATTO」でハーブで漬け込んだ唐揚げやビールが原料のブレッドや黒ビールなど店名のごとくカラッと揚がった唐揚げを食べるのはいかがですか。

芦ノ湖周辺は沢山のお土産屋さんや飲食店がありますから、散策しながらお気に入りを探して何度でも箱根に来ていただいて箱根の良さを満喫してください。